【業務日誌】この季節、トークが演歌になっていることに気づいた!
山形の冬はドンドン本格的になってきました。
この季節、本当に晴れ空を仰ぐ機会が少なくなり、業務中移動する際の車窓風景も、まるでいつも水墨画の中にいるような状態になります。
この状況がそうさせるのか?
はたまた、東北の日本海側の地域に暮らす者の特徴なのか・・。
12月~3月の期間、私のビジネストークは「演歌」になっていることに気づきました。
例えば、夏場は、
「山形好きで元気な人材に、是非Uターンの機会を作ってあげたい」
と、普通の言い回しになっていることが、
この季節は、
「山形に惚れている気立てのいい若者や、何とか郷里に帰ってきたいと願っている人材に、是非Uターンの機会を作ってあげたい」
という、後で思い出すとプッと噴出してしまうようなトークになるようなのです。
病気でしょうか?
もちろん、お客様訪問を終えていつもの水墨画の中を帰社する私の頭の中では、「雪国」とか「津軽恋女」とか「越冬つばめ」とか、いかにも!という懐かしい曲がエンドレスリピートしています。
昨日、米沢市→川西町→南陽市と田んぼの中を車で走りながら、一人笑いしていました(^^)
(文:佐藤広一)
やっぱり行動してみないと・・・と、改めて思った出来事~「想定外」のカレーとの出会い
世の中も、私の周りも兎に角様々さまざまなことが起きた一年だった。
好ましくない事が起きている時というのは、人間て縮こまってしまうもの。
縮こまってしまうとトンドン視野は狭くなるし、行動範囲も狭くなる。
心も体も外に出なくなる。
せっかく近くで起こっている幸せな出来事にも気づかなくなる。
いつも、そんな体験メッセージも込めて、相談者と向き合っているつもりでいる。
先日私自身、「いかんいかん、やっぱり行動してみないと。。」と思った出来事があった。
事務所を引越しして半年以上経つのに、歩いて2分の近所の居酒屋でランチを食べてない。
しょうもないことだが、これまでの私では考えられないこと。
仲間に誘ってもらうまで、全く見えていなかった。
連れて行ってもらってビックリ。メニューのほとんどが250円!!
それだけで嬉しくなり、
カレーライス250円
チキンカツ 50円
サラダ 50円
計350円也をオーダーした。
それで、出てきたのがこれ。
食べているときに女性の店員さん、「想定外でしょ。」
値段も味も想定外。
これって、原価でしょ?
しばらく通って、こちらの戦略を勉強することに決めた。
それにしても、もっと早く来たかった。
やっぱり行動してみないと・・・。
山形市東青田「居酒屋 大山」
ランチは火曜~金曜日。
(文:佐藤広一)
【セミナー開催報告】まみがさきMG(戦略MQゲーム)、デフレ環境で悪戦苦闘
12月10日(土)に開催された第19回まみがさきMG(戦略MQゲーム)。
毎回、「今回が初参加」の仲間が複数名参加していただけますが、今回は1名の初参加に留まりました。
もちろん、第一期から丁寧にスタートしましたが、ベテラン勢中心の今回は急遽「デフレ環境下での会社経営」を皆で体感することになりました。
消費者マインドが低下し市場も停滞、製品の市場価格が低下、会社の財務内容も悪化・・・政府からは緊急対策の制度融資も創設されました。
そのような環境下、何とか会社を経営してみましょう、という設定です。
一見暗くなってしまいそうな設定ですが、心配御無用。
皆さん、ゲームならではの「個性的な明るい経営」に取り組んでいました。
こんな状況下なのに、緊急対策融資でも思い切って「設備投資」をしてしまう社長。
「キャッシュが大切」とお金をいっぱい抱え込んでジッと耐えている社長。
他社と差別化を・・・と「研究開発」「広告宣伝」をコツコツ続ける社長。
厳しい環境に加えて、更に得意先の倒産や倉庫火災に逢ってしまう不遇な社長。
今回も自分の会社状況や他社の会社の状況から、皆さん新たな気づきを得られたのではないでしょうか?
今回で、7月から会場をお借りしていた山形県美容業生活衛生同業組合 山形ヘアファッションスクール様での開催は最後になりました。
これまで、主旨をご理解いただき会場をご提供いただいていた同スクールに皆様。
本当にありがとうございました!!
まみがさきMGは来年も、原則毎月第二週の土曜日に更にパワーアップして継続開催されます。
適宜ご案内は差し上げますが、新年第1回目は平成24年1月14日(土)に開催します。
次回の開催場所は、協同の杜JA研修所です!
毎回、「初めての参加なのです。。サッパリ予備知識ないのですが。。」という方大歓迎なのです!!
ほぼ毎回初参加の方がいらっしゃいますので「互恵」感あふれる会場です。
よろしければ、お気軽にどうぞ(^_^)
⇒ まみがさきセミナー案内・申込みページはこちら
(文:佐藤広一)
「売上を伸ばせ!経費を減らせ!利益率を上げろ!」でいいんですか?~~『戦略MQ会計【基礎編】セミナー』開催報告
中小企業経営に、会計という側面からアプローチした実践バイブル『利益が見える戦略MQ会計(↑写真)』の著者である宇野寛氏自ら講師となって、戦略MQ会計セミナーが12月5日に開催されました。
会計が苦手な人でもわかりやすく、「どんなに良い理論でも難しかったら役に立たない!」がコンセプトということもあり、会計のプロの方からこれから会計を勉強しようという方まで、募集予定の18名出席の満員御礼環境でスタートしました。
私も実際に受講してみて、とてもわかり易く面白く学習できました。
ちょっと言い回しと表現が違いますが、入門編のまさに入門的な質問を一つ。
あなたは靴の営業マン。さてどの行動を選択しますか?
1)3,000円で10足の靴を販売する。
2)2,000円で20足の靴を販売する。
3)1,000円で60足の靴を販売する。
4)その他
こんな、質問からスタートします。
これだけの情報ですから、答えはいくつかありそうですが・・・。
そう、おそらく大部分の方の答えは 4)に集約されると思います。
私が営業マンならきっと「仕入れ値はいくらですか?課長!」と聞くと思いました。
予想できるのは、「いつまでの目標ですか?」と聞く人もいると思います。
または、「目標は売上ですか?利益ですか?」と聞く人もいるかも。
こんな問題意識からスタートしたセミナーは、講師の宇野氏のお人柄も相俟って、終始和やかに楽しい雰囲気のなかで行われました。
事務局として、終了後のアンケートも取りまとめさせていただきましたが、若干だけ紹介させていただきます。
Q.『今日一番印象に残ったことは?』
A1.日次決算の話。弊社も日次決算を考えているところで大変参考になった。あのグラフで管理できれば売上成果がハッキリ見えるようになると思いました。
A2.アイディアの生み出し方について参考になった。
Q.『感想・ご意見をお願いします』
A1.経営者として、更に学ばなければと思いました。
A2.また材料費が上がる。変動費の変更をしなければならない。今日をきっかけに再構築してみる。
A3.是非、MG(マネジメントゲーム)にも参加してみたい。
次回の開催は2012年3月5日に開催する予定です。
是非体験してみてください!
(文:佐藤広一)
【東京出張面談報告】山形へのUターン希望者との面談
9月の大型連休後。
かつ、10月三連休前とあって、いつもの7時4分発つばさは比較的空いていました。
この秋一番の冷え込みで、周りにはぽつぽつとシーズン初のマフラー姿も見受けられます。
今回の面談予定は3名です。
ちょっと少なめのお申し込みでしたので、「どうせならお一人お一人、もう少し長めのセッティングにすればよかったかな・・。」などと思いつつ、新幹線の中で皆さんのレジュメを拝見しながら予習をしました。
慣れてきてしまっていることに気づき自分を戒めたのは、福島を走っているときの車窓から見える震災で破損した家屋を覆う青いシートです。
「手が回らない」という業者さんの声は今でも聞こえますが、一向に修繕の手がまわらないあの家屋に生活する方々は、この前の台風のときは大丈夫だったのかな。
さて、いつも待ち合わせ場所に利用している新橋SL広場。
当日は古本まつりでした。昨年も古本祭りの日に面談日だったこと、そして土砂降りの雨だったことを思い出しつつ、お一人目の面談。
庄内出身のWさん。
年内にはなんとかUターンしたいということで、おそらく持ち前の整理能力で、転職を望む気持ちや現在の職場環境をご自分なりにかなり深く考えていらっしゃいました。
ネットワークの知識やセキュリティの知識についてこれから克服していこうとする、Java/PHP/Perlを駆使できる携帯アプリケーションSEです。
できれば鶴岡市で働きたい!なんとかお力になりたいと思いました。
山形市出身のSさん。
Sさんは不動産マーケティングリサーチのプロです。Uターンが第一志望ですが、残念ながら経験業務をそのまま山形でという視点だと稀有な職種です。
素人理解だと、一旦企業内にノウハウが蓄積されると、業務がマニュアル化しそうな世界なのかなと思いがちですが、Sさんは常に独自のスパイスを効かせる事を意識してきたとのこと。
リサーチを展開する上で駆使した工夫や行動力を、他業種に置き換えて活かせる分野はないものか?とSさんと一緒に考えてきました。うーん。どなたかアイディアありませんか?
埼玉県出身のIさん。
Iさんは、山形に本社がある企業の関東地区の営業所の求人に応募していただきました。
17年間の建設業界の営業のご経験は、お客様開拓から現場施工管理・引渡しまでのすべてを網羅されています。
山形の企業に興味を持ってくださってありがとうございます。ご縁を結べるよう全力でサポートさせていただきます。
例の如く、面談のあとは一刻も早く山形に帰りたくなります。
面談する皆さんから、「山形に帰りたい」「山形で生活したい」「山形は大好きなふるさと」と毎回言われるからでしょう。
古本まつりで、ずっと昔に読んだはずの文庫本3冊(計500円也)と、缶ビールを1本買って帰りの新幹線に乗り込みました。
次回の東京出張面談は10/22(土)です。
お気軽にお申し込みください!
(文:佐藤広一)