米沢牛黄木 金剛閣・旬なお便り

米沢牛黄木 金剛閣・旬なお便り
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皆様 はじめまして、こんにちは。

今月からスッタフブログに参加しました総料理長の佐藤です。

月に1.2度ですがよろしくお願いします。

さて、これからは

なかなか知られていないエピソード、うんちく等をお話しますので

お付き合い願います。

料理屋の盛り塩は牛を誘うため

小料理屋の店先に盛り塩が置いてあるのを見かけた事があると思いますが

塩は清める意味をもっているので、宗教的な習慣かと思えば、そうではありませ

ん。 昔々、中国は奏の時代、始皇帝は絶対的な権力を持ち、3000人もの美女

を囲っていたそうな。美女たちは、皇帝の籠愛を得ようと、夜な夜なあの手この手

で誘う。

皇帝は牛車を愛用していたので、牛が止まれば自分の部屋を訪ねてもらえると考え

た女性は、部屋の前に「盛り塩」を置いた。すると、牛はその塩を嘗めけ、その夜

はその女性のところに逗留することになった。

そんなことが幾度も続き、女性は皇帝の籠愛を一身に受けることになったとか。

中国の故事にならって、「盛り塩」は「千客万来」の縁起物となりました。


毎日暑い日が続いております。

金剛閣にお越し頂いて、美味しい米沢牛を沢山召し上がって

暑い夏を乗り越えてください!!