蚕桑のシンデレラ城も、秋のひんやりとした空気の中でくっきりしています。
この日は、6年生の福祉学習。白鷹町の特別養護老人ホーム白光園さんより3名の方々にお越しいただき学習を進めました。
最初に、社会福祉法人白鷹福祉会について、また白光園についてお話をお聞きしました。「高齢者」って誰の事?年齢を重ねると人はどうなる?認知症とは?など介護の必要性や、仕事で気をつけていること、自分たちにできることなどをお聞きしました。
高齢者は、私たちの故郷を守り、作ってきた先輩、「食」も「行事」も「地域」も、つまり「文化」を作ってきた方々。入居者の気持ち、心を大事にして仕事をしていらっしゃるということに、心打たれました。
そしてご持参くださった車いすで、体験をさせていただきました。
手が車輪にはさまれないように、足が巻き込まれないように、乗ったときにブレーキを忘れないように・・・注意点です。
普通の床の上は、スイスイ。けれど、障害物があると「あれ?」
コツをお聞きして、マットの上も進むことができました。
「車いす、楽チン!降りたくなあい!」という声も聞こえました。
今度は、実際白光園さんに訪問させていただき、高齢者の方々と触れ合ってきます。昨日の車いす体験は、6年生にとっては楽しいものでした。訪問した時、6年生は、何を感じ、何を思ってくるのでしょうか。自分たちが毎年アルミ缶を集めて得たお金で車いすを贈っていることの意味を感じてくるのでしょうか。
一歩大人になる学習です。
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