今日、國井泰雪先生が体育館に掲げる「気はやさしくて力もち」の候補をもってきてくださいました。こぐわっ子が育てた蚕からとれた繭、それから糸を取って、専門の方に織っていただいた布に、國井先生が書いて下さったもの。たった5枚の布しかありませんから、國井先生は本当に気を遣われて、墨はどれを使えばよいか、バランスをどうするか、考えて考えて書いて下さいました。そして、実行委員長五十嵐様、記念事業部長梅津様をはじめ6名でこの書に決めさせていただきました。
この1枚に、大変多くの方々の想いが込められています。第15代の校長先生が、こぐわっ子の目指す姿としてこの言葉を掲げて以来、実に43年間ずっと蚕桑小学校で受け継がれ、今日にいたります。この姿にするために、こぐわっ子自身も、教職員も、保護者の皆様も、そして地域の方々もずっと努力してきました。
2年前、100周年実行委員会を立ち上げて話し合いを持ち、PTA会長さんがこの案を出してくださいました。そして、記念事業部会長さんがどのように進めるかご提案、部長会での検討を重ね、尚古堂さん、小松織物屋さん、額を作ってくださる職人さん、國井先生などたくさんの方々のご尽力でここまで来ました。こぐわっ子・保護者・地域・学校みんなの力を合わせてできたものです。これから掲額しますが、ずっと後世に残るものができあがり、達成感・充実感でいっぱいでした。すべて出来上がってから、子どもたちにこの思いを話そうと思います。
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