昨年度、蚕桑小学校が21年間取り組んできた「蚕の学習」について、「やまがた未来賞」をいただきました。そこでいただいたもので、「わらだ入れ」と「糸繰り機「」を作っていただきました。
目の前にあるものを見て、設計図も何もないところから創り出す技術に、感嘆しました。
朴の木を探してくださり、一つひとつ材料を切って加工し、そして糸が均等に巻かれるように・・・
竹の太さは1本1本違うので、すべて測って合うように削って、はめ込んで・・・
床が少し歪んでいても、ガタガタしないようにアジャスターをつけて・・・
など、職人技と蚕桑小学校への愛がたっぷり詰まっています。
本当にありがとうございました。
5月末から蚕部屋掃除、6月初めに蚕を迎える会が待っています。先人の暮らしぶり、知恵に学ぶ1か月となります。
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