二十四節気では「立夏」。最近は、アヤメのすっと伸びた姿があちらこちらに・・・。
1年生、何をしているのでしょう?椅子取りゲーム?いえいえ、なんと算数です。赤ぼうしチーム5名、白ぼうしチーム5名で椅子取りゲームをしつつ、どちらが何人ずつ座れるか、勝ったチームはどちらか・・・で、数の勉強です。
どちらが多く座ってる?確認にもとても時間がかかります。1回目は、ひきわけ。
また始まりましたよ。
さあ、今度はどちら?
ゲームは、4回行われました。実は、算数と言いつつ、椅子取りゲームの人数制限「5名」を選出しなければいけません。
毎回、誰が代表になるか話し合いを重ねながらだったのです。自分が出たい、でも、友達に譲る、絶対自分が出たい、ダメ!と言われる、我慢する…「葛藤」が、教室中に充満していました。
いろいろな考えが宙を飛び交います。
回数を重ねるたびに、みんながやさしい表情になり、代表5人を決めるのが早くなりました。みんなの「納得どころ」が決まってきたのです。これが、今 蚕桑小が、求めている、全員が納得できる「納得解」を求める現象の一つ。もちろん6は、1と5,2と4,3と3・・・など数の勉強はできました!が、それにプラスして、みんなが意見を出し合い、それぞれのチームが良い方法を見つけて、誰もいやな思いをすることなくゲームができたことににんまりしました。あくまでも、今回は副産物でしたが・・・。
そして10秒で、机も元通り!すばらしい!
6は、何と何ですか?という問いは、「平等」という納得解と共に、心にしっかり刻まれたことでしょう。
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