月曜日の朝
「先生、かめきち死んだかも!」という知らせ。みんながいるところをのぞいてみると、確かにかめきちは動きません。かめは、仮死状態になる時もあるということで、水をかけて1日置いてみました。
・・・起きませんでした。
お世話をしていた2年生で、お弔いをすることにしました。技術業務員さんが、桜の木の下に穴を掘ってくださいました。
「安らかに眠ってね。」言葉をかけながら、ひとすくいずつ土をかけました。
みんなで、「さようなら」の歌を歌って、かめきちを見送りました。「かめきちは、きっときれいな桜の花を咲かせてくれるね、私たちを見守ってくれるね。」そんなことを話しながら、見送りました。
長い間、こぐわっ子たちと共に過ごしてくれたかめきち。誰もいつからいたのかわからないけれど、ずっとそっと蚕桑小学校を照らしてくれた灯りが消えました。かめきち、本当に今までありがとう。
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