昇降口前に、種がこぼれた花がいのちいっぱいに咲いていました。見事です!
これは、まったく同じ品種の種をプランターに植えて、ずっと水やりをしてきた花です。なんと!
先週、2回学年対抗ドッジボール大会がありました。1回目、ルールが徹底していなかったり、学年ごとに人数が違ったりしたので、不公平ではないか!?そんな声もささやかれました。
そこで、体育委員会が各学年から言い分を聞いて、もう一度考えました。そして行われた2回目。3年生は、1年生よりもずっと人数が少ない。でも、体も大きいく力も強いし、投げ方も、上からではなく下からしか投げない!と自分たちで決めて戦いました。また、6年生は、「自分たちは6年生だから、力の差もあるので大丈夫!」と割り切って、4年生とかなりのハンデで戦いました。どちらの戦いも、フェアプレーで、相手のことを考えながらの、とても気持ちのよいものでした。そしてどちらも上級生が勝ちました。
もちろん、担当の先生の手も借りましたが、子ども達がお互いを思いやりながら活動していることに、とても心が温かくなりました。話し合いで、納得解。そして、誰一人いやな思いをしなかった2回目の運営に「あっぱれ!」
させられるのではない、自分たちが考えたことを試行錯誤しながら実行し、最適解を見つける、戦う。すがすがしい時間。
昼休み、柔道スポ少の大会で入賞した2人に改めて賞状を手渡しました。いい顔です。きっと、精神的にも、技術的にもよい状態で試合ができたのでしょう。
教育は、干渉しすぎても構わな過ぎてもうまくいかない。自然の中でいのちいっぱい生きている花、試行錯誤してよい形の運営ができたドッジボール大会、やり切った2人の顔。これらを通し、「ちょうどいい塩梅」について考えさせられました。難しい線引きです。でも、その過程を楽しみたいと思います。
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