朝、登校して時間まで遊ぶか、端末で調べ物をするか、タイピングの練習をするか、走るか・・・。
ふと外に出た時に、宅配便の車があった。走っていって質問するか、通り過ぎるか・・・。また、快く車の中を見せてくださるか、流すか・・・。人生は、選択の連続。自分が選択をしたことによって、自分の人生が作られる。走れば体力がつくし、質問すれば世界は広がるし、子どもたちが興味をもって来たことを理解し、快く車の中を見せてくださった方のご好意に、恩送りをする子どもも出てくるでしょう。(宅配便の方、本当にありがとうございました。)
今日は、「人生は選択の連続」という目で、学校生活をみてみましょう。
大文字で書こうかな、小文字で書こうかな。自信がないから、ちらりと隣を見ようかな、いや、自分の力を試そうかな。
どんな言葉を使って説明しようかな、声の大きさはどうしようか。
どんな風に解こうかな、どんな風に教えようかな。
どんな顔で、とってもらおうかな。こんな顔~!いい顔!
材料は、どうしようかな、なんでもいいですか?とてもすてきな作品に仕上がりましたよ!
どれを運ぼうかな、誰と運ぼうかな、どこへ運ぼうかな…。
アフリカの人みたいに運ぶには、どうしたらいいかな?
速く走るには、どのコースがいいかな。片手がいいかな、両手がいいかな。
動くおもちゃ、何を使えばいいかな。ああでもない、こうでもない・・・。
どの言葉で説明しようかな、ノートにどうまとめようかな、ちらりとカメラ目線しようかな・・・。思考は巡る巡る・・・・。
76年前まで、山口に疎開していらっしゃった保谷様が、奥様と学校を訪ねてくださいました。その頃の話をお聞きしながら、蚕桑のことが好きで、この地にまた訪れてくださったこと、なんだか私も心が温かくなりました。(もしかして、このブログを見てくださっているご家族にも、保谷様を知っている方がいらっしゃるかもしれません!)76年経って、保谷様がここにいらっしゃったことは、大きなご選択でもあります。
小さな選択から大きな選択まで、人生とは本当に選択の連続。その時その時、よい選択をしていきたいと思う一日でもありました。今日一日、どのような選択をなさいましたか?