今日は、小松織物工房から、小松寛幸様と知見様にご来校いただき、ベニバナ染めをご指導していただきました。
まずは、模様を考えながらハンカチを折ったり、割りばしと輪ゴムで縛ったりします。
「こうすると、こんなふうにしあがるよ。」「おーっ!」
「こんなやり方もあるね。」
さっそくトライ!ALTのグラディスさんとリッキーさんも一緒です。
「できたぞ!」「先生、教えてください。」「いいよ。」
今回、紅もちを提供して下さった高木繁様もいらっしゃいました。1Kg40,000円する紅もちを、400gも下さいました。(なんと、16,000円相当です!とても贅沢なことです。おかげさまで、子どもたちの作品は、普段よりもずっと色濃く出来上がりました。本当にありがとうございます!)
さっそく、水で練習です。水を含ませる意味もあります。
最初は、原液でちょっと染めてみます。黄色に染まりました。「魔法の液をいれます!」
「色が、変わった!」
班長、かき混ぜて!
いち、にのさん!で、みんな同時に液に入れます。そうしないと、早く入れた人と遅く入れた人の作品の色が違ってしまうのだそうです。
よくもんで、液をしみこませて…。冷たいけれど、がまんがまん・・・
できたね、リッキー!ラッキー(^^)/!
あら、かわいい!
おー、ダイナミック!
いいねえ!
グラディスも、できた!
み~んな、できた!
ベニバナは、様々なところで作られていますが、色を染めるのは日本だけ。しかも、その多くのものが白鷹産だとか。小松さんは、「日本の紅をつくる町」はもちろん、「世界の紅をつくる町」なんだよと教えてくださいました。
そして、みんなの作品は「世界に一つ」。額に入れて、うちで飾ってくださいとおっしゃっていました。白鷹町の伝統を、とても贅沢な形で味わったひとときになりました。関わってくださった皆様に、心より感謝申し上げます。