岡田のノート

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 雨だれの音がする七草になりました。
 雪の多い山形では春の七草を摘めないので、囲っておいた野菜をたっぷり使った納豆汁を作って、体を労わる習慣です。

 今年度最後のスロー講座は、県内4地区の納豆汁と小豆ご飯、凍み大根と鰊の煮物をつくります。各地域によって、納豆汁にどんな違いがあるか?味はどうか?などを勉強します。午後は、会場をファーラに移して、NHK-TV日曜朝「うまいっ!」でシジミやトリカイについて解説された品川明教授の講演会です。品川先生は、納豆汁つくりにも参加しますので、納豆汁の感想もお話しして下さるでしょう。

 日程は、下記のようになっています。是非ご参加ください。

 2019年1月26日(土) 
  10:00-12:00[冬の一汁一菜]   山形ガス(白山)
  13:30-15:00[シジミ先生講演会] 山形市男女共同参画センター ファーラ5f

 問い合わせ … スローフード山形 岡田喜志子
           

 「味の箱舟」をご存知ですか?
 味の箱舟プロジェクトはスローフード協会が行っている「美味しい食材で絶滅の恐れがある在来種を守る」国際的なプロジェクトです。
 国内では、H17年に「味の箱舟」作物として9つが国際本部から認定されました。 その中に、山形県からは置賜地域の「雪菜」「花作大根」の二つが認定されています。(真室川の甚五右衛門芋は、後で認定されました。一県から三種の認定は長崎の次に多いのです。)

 例年、農閑期のこの時期に置賜地方会員で計画し、6回目になります。
 雪菜と花作大根を使った数々の料理が、地元の料理人の手から生み出されています。 今年は、長井市内の「サンタムール」で開催されました。 

 里芋がとっても美味しくなった10月14日、スローフード山形芋煮会が行われました。場所は、山辺町の「スガノファーム」。会員の菅野さんと奥様の恵子さんが経営する牧場です。
 去年までは場所取りが難しく、雨天になると悲惨でしたが、今年は大丈夫です。参加者は11人。いつもより少ない人数でしたが、長崎・横浜から黒川陽子さんが参加してくださいました。
 里芋は、ハプニングで甚五右衛門芋。 スローフードで味の箱舟(アルカ)担当だった黒川さんに、県内アルカの一つ[甚五右衛門芋]を食べていただけて、よかったです。
 

 10月に入ると、里芋が いよいよ グンと 美味しくなってきます。
 今年は、山辺町のスガノファームで行いますので、ぜひ参加してください。
 
  日 時;平成29年 10月14日(土) 10:00 - 14:00
  ところ;山辺町 スガノファーム  玉虫沼の近く・かおりの広場のすぐ近く
  会 費;¥1,000-
  その他;飲み物各自、自慢の差し入れ歓迎
  申し込みは、事務局長へ Fax. Tel. 10/9(月)まで

 詳細は、会員宛の案内で。
 
 写真は、昨年のみはらしの丘での芋煮会です。

 「スモモの季節になったよ!」と、SF山形会員の鈴木豊博さんから連絡があり、斎藤真理子さんと一緒に出かけました。

スモモは減農薬、化学肥料を使わないで育てたもので、スモモも好物の私には
 とてもうれしい。 早速、赤い実をもいで、すぐ頂きました。
  
 

 大ブームです!
 塩麹ブームの時「山形では、大昔から三五八つくってきたのに、なんで今更!」
と、冷ややかに見ていましたが、今回の甘酒には、巻き込まれてしまいました。

 1月、[海と大地のコラボ in 学習院女子大学] でのワークショップから始まり、
米沢ロアールさんとの勉強会、等々を経て、6/24(土)は「海と大地のコラボ…」の第2弾。6/30(金)は山形市元木に新しくできた「グリーンキッチン」で、甘酒と糀づけの素を使った漬物についての講習会が予定されています。

 山形の主婦は、甘酒を冬につくってきました。炬燵で冷たい甘酒を飲んだり、寒い時の温かい甘酒は、さわやかな甘さでホッとしたものです。体調を整えたり、心の疲労回復にと、身近な飲み物です。生きている糀を生きたまま飲んで元気になりましょう。

 白鷹鈴木みそ店の麹と長井さわのはな倶楽部・遊佐町の[ままくう]さんの彦太郎もち米でつくった甘酒は、どこか懐かしく とても美味しいです。
 離乳食に、介護食に、腸内環境を整えるために、稲作と共にあった麹をあなたの家庭に取り入れてみませんか?
 
 これからの梅雨と暑い夏を乗り切るために、ぜひ、ご参加ください。

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