岡田のノート
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味覚の一週間
スローフード山形の石井副理事長が企画した[味覚の授業]が、新庄市立萩野学園で行われました。
萩野学園は、今春開校した小中一貫教育学校です。
6年A組とB組の児童が、味覚の仕組みと味蕾の働き、5味の体験と地域の良い食材について勉強しました。
きれいで明るい教室に入ると、子どもたちはシェフの帽子をかぶっていてビックリ。イタリア-[食の祭典]で行われている味覚の授業とおんなじ様子。イタリアでの先生は本物のシェフですが、萩野学園でも新庄でレストランを経営している佐藤えみこシェフでした。砂糖3種類・塩2種類・醤油2種類・味噌2種類・酢2種類・玉露茶・出汁2種類をスプーンで少しづつ味わい、最後にビターチョコで口直し。それぞれの味わい感想をみんなが発表して、とても楽しい授業でした。
「忙しいときは、インスタントやうまみ調味料もいいけど、地元の作物で作られている質の良い調味料も大事に使ってね。」というシェフのお話に、見学させていただいた私たち大人も、つい「そうですねー!」。
スローフード・フランスのジャック・ピュイゼさんが始めた[味覚の授業]が、こういう形で山形の学校に入っていることが嬉しかったです。中学校と高等学校の教科書にも、スローフードのことが出ています。
世の中が大きく変わろうとしていますが、先祖が大事に守ってきた種子や農産物、麹などを使った食品を絶やしてはいけないと、子どもたちの授業を見て強く思いました。
11/7(土)の講演会も、スローフードの食育の流れのひとつです。
参加して感想を聞かせていただきたいと願います。
文責 岡田喜志子
2015.10.22:
kishiko
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