(画像はインターネットより)
今日は、「土用の丑の日」です。
夏になると、スーパーの店頭に
「土用の丑の日」や「ウナギ」などのチラシが貼りだされます。
土用の丑の日とは何の日でしょうか??
ちょっと調べてみましたので、ご紹介します。
まず、「土用」とは?
立夏・立秋・立冬・立春直前の約18日間の「期間」を示す言葉です。
そして、昔の暦では日にちを十二支(子・丑・寅・卯…)で数えていました。
建築業界でも、この数え方をし、日にちを大切に工事を行っています。
土用の丑の日とは?
土用の期間におとずれる丑の日の事をいいます。
土用は毎年違うので、土用の丑の日も毎年変わります。
土用の丑の日といえば「夏」のイメージが強いかもしれませんが、
土用の丑の日は「季節の変わり目」といえます。
立夏・立秋・立冬・立春それぞれに土用があります。
土用の丑の日にウナギを食べるのは?
7世紀から8世紀に編纂された「万葉集」には、
下記のようなウナギを詠んだ歌があります。
↓
「石麻呂に吾れもの申す夏痩せに よしといふものぞむなぎとり召せ」
大伴家持
夏痩せにはむなぎ(ウナギ)を食べると良いと石麻呂という人に勧めている歌です。
昔から体調を崩しやすい夏にはウナギを食べて栄養をたっぷり摂ろう!
という考えがあったようです。
いま土用の丑の日にウナギを食べるのも、
土用の丑の日は季節の変わり目にあたる為に体調を崩しやすいので、
合理的と言えます。
実際、ウナギにはビタミンAやビタミンB群など、
疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれています。
夏バテ防止にはピッタリの食材です。
ぜひ、皆さん、ウナギを食べて、夏バテには気をつけて下さい。