菊池技建_F

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先日、県主催の省エネ住宅セミナーに参加してまいりました。

「やまがた健康住宅」についての説明や、実際に取り組まれている会社さんからの
具体的な説明を聞くことができました。

「やまがた健康住宅」では、
山形県の住宅内でのヒートショックによる死者数は県内で200人以上と推測され、
交通事故死よりも多いということ。
室温の低い住宅は各種疾患の発生など、居住者の健康に悪影響を与える可能性が高いということ。
暖房用のエネルギー消費が全国と比べて多いということ。
国の方針でも住宅における更なる省エネ化を推進する必要があること。

が、背景にあげられ
ヒートショックによる住宅内における事故や各種疾患の防止のため、現行基準を上回る断熱性能を有する住宅の普及。
住宅における冷暖房負荷を更に低減させるため、住宅の高断熱高気密化を促進する目的があります。

定義としましては
最も寒い時期の就寝前に暖房を切って翌朝暖房を稼働させない状況でも室温が10℃を下回らない断熱性能を有する住宅。
断熱効果を高めるための気密性能を有する住宅。
山形の家づくり利子補給制度の共通基準を満たす住宅。
があり、断熱基準は建築基準法レベルをはるかに上回る断熱性能で3段階のレベルが設定されております。

お話の中で、「やまがた健康住宅」は全国的にも先導的な取り組みで、
どんどん普及させていきたいとの話がりました。
やはり、夏は暑くて、冬は寒いが当たり前という考えではなく、
いかに健康的で省エネの住宅を考えていくかがいかに大事かと思いました。

実際に取り組まれている会社さんの事例でも、
数値という裏付けとお客様の体感・喜びの声がそれをものがたっており、
今後の住宅づくりにおいて考えさせられたセミナーでした。
数字で語れる知識力・提案力と、それを実現するための技術力を目指していきたいと強く感じました。
2019.02.09::count(2,336):[メモ/コンテンツ]
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