みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016 『山の神の縁日』

平成28年9月3日(土)~25日(日) 10:00~18:00
ただし、5日(月)、12日(月)、20日(火)は休みです。

画家 田中望(たなか のぞみ)の作品展です。山形における市神や
山岳信仰等のルーツを探り、営みの連続性をモチーフにした
縁起絵に見立てた絵画です。
『山の神の縁日』(ギャラリー絵遊に展示)山とまちをつなぐ
山形のマンダラを巨大な掛け軸の形態に表しました。山形の土地を
潤す瀧山川の魂が瀧山の水源からまちに下りてきて、様々な
山の恵みやお土産を運んできている。ふもとのまちでは、山の恵みが
集まり、それを感謝する芸能がおこなわれ、市が立っている。
『姥様の座す蔵』(蔵ダイマスに展示)絵巻の形態に、忘れられた
場所にいる姥様みたいなものを描いて、いろいろ姥様のシーンが現れ
出てくるイメージを、座敷蔵で展示する絵に表現します。絵の公開制作もあります。

田中望プロフィール 画家。1989年宮城県生まれ。2014年
VOCA賞受賞。その土地の民俗や体験から着想した作品を
制作する。地域でのアートプロジェクトに多数参加。主な展覧会は、
「潮つ路」(2015、横浜美術館アートギャラリー・Cafe小倉山
/神奈川)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」
(2015、まつたい郷土資料館/新潟)、他。
東北芸術工科大学後期博士課程在籍中。

入場無料 販売有 問い合わせ 東北芸術工科大学 山形ビエンナーレ
事務局 TEL 023-627-2091

2016.08.12:ギャラリー絵遊:[催し物情報]