平成28年4月9日、金属工芸作家の牧野広大さんから写真にあるテーブルプレ
ートが納品になりました。ギャラリーオーナーの駒谷修二が、ギャラリー絵遊の出入
口脇にある欅の丸太を輪切にしたベンチ・テーブルの中央に工芸の香り高く、空間
のアクセントとなるようなものを置きたいと考えていたことを牧野さんに相談し、実
現したものです。
牧野さんによると、このテーブルプレートは銅板に七宝焼による緑の葉をはめこん
だもので、生命を重ねていく「年輪」をモチーフに金槌の跡をつけて表情をつくり中
庭の景観や七宝焼とのコントラストを考え銅板を温泉の素でいぶして仕上げている。
土台の臼に合わせてステンレスの棒で骨組をつくり、胴のプレートと点で溶接して
接合したとのこと。
制作に当った牧野広大さんは芸工大の金工の学部卒、大学院を修了、数多くのグ
ループ展、個展に出品、公募展で多数の入選・入賞を果たしている。七宝焼(葉)
の部分は同じく芸工大の金工卒業の堀瑞希さんに作っていただきました。金工に加
えて七宝焼にも取り組んでいる。
カッコいい銅のテーブルプレートが入りました
2016.04.30:ギャラリー絵遊:[トピックス]