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災害時も家族を守る家!

  • 災害時も家族を守る家!
HPでも紹介している通り、予約制ではございますが5年前に新築した私の自宅を新築をご計画なされているお客様に公開させていただいております。

震災後も多くのお客様にご覧いただいておりますが、一番多く尋ねられるのが、何と言っても3・11の震災時の状況で、被害の有無はもちろん、室内の温熱環境やオール電化住宅についての質問が圧倒的に多い。

下記の記事は震災後に、全国のSC工務店さん向けに発信しているソーラーサーキットの家のメルマガ用に投稿した「災害時の備えは快適な住まいから」と題した記事を再掲したものですが、これからの家づくりの参考にしていただければ幸いでございます。


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「SCの家で本当に良かった。」
 
今でこそ口にしなくなりましたが、震災後は家族の誰もが口にした言葉だった。

近い将来、必ず発生すると言われてた宮城県沖地震から、家族の命を守り、健康で快適な暮らしを実現する為に建てたSCの家だったが、こんなにも早く、しかもこれほどの大震災に直面するとは、予想だにしなかった。

想像を絶する甚大な被害をもたらした大震災。内陸部の我が家でも、余震も含め震度6強の地震に2度も見舞われたが、地盤改良も実施し、長期優良住宅の認定(耐震等級2)を取得したかいあって、幸いにも写真立てやコップが棚から落ちたくらいの被害ですんだ。

しかしながら、電気や水道・ガスなどのライフラインは完全に止まり、復旧まで1週間を要した。

当初、寒さに対し、多少の不安もあったが、そこは何といってもSCの家!

2~3日は問題ないと思いつつも、それ以上となるとやはり寒くなるのではという事で、急遽物置に非常用に、しまっておいた石油ストーブをスタンバイさせたが、結果的に一度も使用する事はなかった。

3月とはいえ、外はまだまだ寒い日が続いていたが、蓄暖の余熱効果もあり3日間は、室内が20度を下回る事はなかった。

その後も、家族が多いせいもあってか?室内は18度前後をキープし、衣服を調整すれば十分な暖かさで、最終的にリビングの室温が一番低かったのが6日目早朝の15.6℃だった。(その日の朝の最低気温は-1℃)

気になる換気も、窓を開け、空気の入れ替えを何回か行ったが、建物自体の輻射熱によって、室温は変わらず、まったく問題のないレベル。

その間、多くの親戚や知人が訪れたが、クロスの割れひとつない頑丈さと無暖房にもかかわらず十分な暖かさを保つSCの家に、来る人、来る人が驚いていた。

今回の震災では、水や食料・ガソリンの確保に奔走したり、わずかなお湯で体を拭いた毎日、笑うに笑えないトイレでの失敗など、多くの不安やストレスを抱えながらの生活を余儀なくされたが、度重なる余震の恐怖の中、いてつく寒さを感じる事なく、わずかなローソクの灯りのもと、家族が寄り添い、協力しあい、明るく暮らせた事が我が家にとって何よりの幸せだった。

そして、「住み心地のいい家」は災害時において、家族の生活の大きな支えとなり、頼りになるのはもちろん、こうした時に誰もが見失いがちな思いやりや優しさを見失わず、明るく、元気で前向きに生きられるという事。家族の愛や絆を深める意味においても非常に大事だという事を、今改めて痛感している。

エアコンだらけ!

  • エアコンだらけ!
打ち合わせがあり、モデルハウスにいったおりに某ハウスメーカーの裏を通ったのですが、エアコンの室外機の多さにビックリ!    

1・2・3と数えていったら、大小あわせてちょうど12台!

思わずシャッターを押してしまいました。(笑)

【家の性能は、モデルハウスの裏側を見ればずべてがわかる】

とは、業界ではよく言われる話ですが・・・!

PS・最近は微妙に見えないようにしているケースも多いのでご注意下さい。

壁の中が見えるんです!

  • 壁の中が見えるんです!
大東住宅の外断熱の家は、建物構造の外側で、レベルの高い気密・断熱工事を施工し、壁内部にも通気層を設けることで、床下や壁の中、天井裏にいたるまで、内部結露やカビの発生を抑えるのが、大きな特徴だ。

その結果、性能の劣化や構造の老朽化、シロアリによる蟻害を防ぎ、建物の高寿命化と共に、住む人の健康をいつまでも守る事が出来る。

また、こうした状態をお客様が、住みながらに確認出来るよう、床下・天井裏に加え、壁の中にも点検口を設けている。

しかし、壁の中にも点検口を設けているハウスメーカーはほとんどいないはず。

大東住宅では、お客様の指定する場所に点検口を設置をしているが、一番リクエストの多い箇所が、湿気がたまりやすいだろう北側に面した、押し入れやクロゼットの壁部分。


住みながらにして、建物内部の結露やカビの有無が確認出来る家。

手前味噌になりますが、これこそが、何より安心して住める家と言う事なのではないでしょうか。

健康寿命も伸ばしましょう!

  • 健康寿命も伸ばしましょう!
私のHPにお越しいただきありがとうございます。今日も少々固い投稿ですが、お付き合い下さい。

平均寿命も平均余命も世界一の日本ですが、何才まで生きられるかという以上に大切なことが、介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、健康な状態で自立して生活できる健康寿命ではないでしょうか。

2010年に厚労省が示したデータによると、健康寿命の平均は、男性は70.42歳で女性が73.62歳だそうです。

つまり、確実に私達の寿命は延びてはいるものの、平均で男性で約9年、女性で12年ものあいだ、介護や様々な生活の制限を受けながら、日々暮らしているのが現実なのです。

人生85年と言われる今日、健康寿命を延ばす事は高齢者の方のみならず国民全体の問題として考えねばならない時代となりました。

それでは、健康寿命を延ばす為にどのような取り組みが必要でしょうか?

まず大事な事は、喫煙や飲酒・食生活なども含めた生活習慣の改善が挙げられると思いますが、生活習慣と同様に真剣に考えねばならないのが、人々の生命と健康を守り、日々の暮らしの支えとなる「住まいの環境」ではないかと思います。

ヒートショックによる家の中で悲しい事故が急増していますが、寒い冬も暑い夏も体に負担のこない温度差のない住まい、そして綺麗な空気に満たされた住まい、つまり「温熱環境]と「空気環境]の優れた「住み心地の良い住まい]でストレスを感じず生活する事こそが、健康な日々を送るためには、必要な事なのです。そして万一介護が必要となった場合にも、快適な住まいは、介護する側も受ける側にとっても、様々な負担を軽減する事が出来るのです。

今、マイホームを検討している30代~40代若い世代の方には、あまりピンとくる話ではありませんが、人間誰しも年齢を重ねる毎に体の機能が確実に衰えていくのは自然の摂理で、それに伴い、免疫や抵抗力も確実に低下していくのです。

この夏も、猛暑で実に多くの方が熱中症で倒れ、不幸にも命を落とされておりますが、若いうちは、ただ不快なだけの暑さ・寒さ・部屋間の温度差でも、高齢になると、不健康な住まいに住むという事は、常に命の危険と背中合わせという現実をリアルに認識して、自分の健康の為にも、ご家族の為にも、20年後、30年後を見据え、温熱環境と空気環境の優れた「住み心地の良い高性能な住まい」を選択していただきたいと思います。

大東住宅では、「健康・省エネ住宅を推進する国民会議]のメンバーとして、その普及活動に取り組んでいます。

(一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議の詳しい内容については
     ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  
http://www.kokumin-kaigi.jp/



寒さからくるストレス!

  • 寒さからくるストレス!
冬本番、大分寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょう。風邪やインフルエンザに罹る方も大分増えてきたようですのでくれぐれも体調管理にお気を付け下さい。

さて、人間誰しも、何かしらのストレスを感じながら生活しているものですが、暮らしの中で感じるストレスといえば、家の寒さからくるストレスが一番大きいのではないでしょうか。

ざっと思いつくままに挙げてみると、

〇 朝、寒くてなかなか布団から出れない。

〇 キッチンでの作業が辛い

〇 寝る時は、部屋を暖めるか電気毛布などがないと寝れない。

〇 就寝中、寒さで目が覚める。トイレに何度もいく。

〇 お風呂や脱衣場が寒くて、入浴がおっくうになる。

〇 戸の開け閉めの際、冷気が不快。開けっ放しにされるとイライラする。

〇 窓や押入れの結露、カビの発生に悩まされる。

〇 暖房の前からなかなか離れられない。

〇 外に出るのも、家の中で何かをするのもとにかく動くのが面倒になる。

〇 冷え切った誰もいない家に帰るのが憂鬱になる。

〇 石油キレのアラームがイヤになる。石油を入れるのがつらい。

〇 暖房費が気になる。

〇 空気が汚れて、のどや目、頭が痛くなる。

〇 急激な温度差により血圧が不安定になり体調がすぐれない。

〇 風邪などが、ひきやすくなり医療費がかかる


この他にも、挙げればきりがないほど、家の寒さからくるストレスはたくさんあるのではないでしょうか?また、そうした事で何かにつけイライラしたり、怒りっぽくなったりもするものです。

特に寒い中、家事をこなさなければならない主婦(夫)にとっては、こうしたストレスは大変な負担だろうと思います。

そして、年齢を重ねれば重ねるほど寒さに対する体の順応性は確実に衰え、様々な病を引き起こし、時には命に危険をもたらす事態にもつながりかねないほどの深刻な問題でもあるのです。

これから家を建てる人に一番伝えたい事は

家に求められる要素は、多々あろうかと思いますが、一番大事な事は暖かい家を建ててストレスを感じる事のない住み心地のいい家を建てるという事。

昨今、住宅業界ではスマートハウスと称して、省エネ・創エネ・蓄エネの設備を盛んにPRしていますが、家の住み心地を左右する断熱性能が伴っていない住宅も多くみられるので注意が必要です。

設備ばかりに目を向け、高額の費用をかけても上記のようなストレスが解消しない家がまだまだ多く、器としての家の性能なくして、省エネで快適な家は実現しません。

私達の造る外断熱の家は、小さなエネルギーで家全体を暖かくしてストレスのない快適な住み心地を実現する本物の省エネ&健康住宅。

そして、ご家族が元気で明るく、いつまでも健康で穏やかに暮らすことの出来る住まいなのです。



※ 画像は-2℃となった昨日の朝の我が家のトイレにある温湿計です。北側の一番寒いだろうトイレも無暖房にもかかわらず18℃をキープしています。