大東住宅株式会社/社長ブログ

明日のｄａｔｅＦＭ　J-SIDE STATIONの番組に、生出演することになりました。

本の内容について、名護ちゃんのインタビューを受ける予定で、オンエアは２時１０分ころだそうです。

かみそうな予感がしますが、よかったら聞いてみて下さい(^_^;)

さて、先日、書籍の書店での販売開始のご案内をさせていただきましたが、友人や知人からいろいろな声が寄せられました。

本の出版というと、何かお金が入ってくると勘違いしている方もいらっしゃるようで～(笑)

皆さんに誤解の受けることのないように、説明させていただきます。

この書籍は、もともと販売目的で発行した書籍ではなく、あくまで広く啓蒙を図るために、無料での配布を予定しておりました。

その後、試刷の書籍をいろいろな方に、読んでいただいたところ、無料で配布していくのは、もったいないとの意見を多数いただきました。

「ただで貰った本は、なかなか読んではもらえないよ～」　と言うのです。

本当にいい家を建てたいという方の中には、書店に並んでいる住宅関連本を購入し、ご自身で勉強なさってい る方も多く、そうした方々にこそ読んでいただくべきだというのです。

その後、県内の書店に見本の本を送付したところ、有難いことに、多数の書店の皆様に、興味をもっていただき、取扱いいただけることになったというわけです。

もちろん、売れることは嬉しいのですが、本の内容からしても、爆発的に売れる内容ではありませんので、あくまで出版費用の一部を捻出できればと考えております。

また、ＨＰなどでも無料で配布している関係上、買っていただける方には申し訳ないという思いもあって、急遽、綴じ込みのアンケートはがきに、追加で一冊進呈しますという、何とも変な項目も追加いたしました。

この本は、単なる外断熱のPR本ではなく、住まいと健康をテーマに、これまでの住宅の問題点やこれからの家づくりのあるべき姿をまとめた一冊で、家を建てる方はもちろん、すでに建てた方、建築や金融、医療・行政に携わる方々など、出来るだけ多くの皆様に読んでいただきたいと思いつくらせていただきました。

そして、省エネで快適で健康で、災害に強く、50年、１００年先に至るまで、次の世代に住み継がれるような価値ある家づくりをこの宮城から全国に発信していきたいと強く願っております。

これまで、県内の40余りの図書館には、寄贈させていただきました。

また、授業などでは、なかなか掘り下げて勉強しない分野の話でもありますので、建築系の高校や大学、専門学校の教材用として寄贈を進めており、ハウスメーカーや工務店・設計事務所の方々にも勇気をもって？配布しております。

そして、多くの方々のご協力によりまして、病院や調剤薬局・保育施設や各種店舗などに、サンプルの書籍とＦＡＸを送れば無料進呈するチラシを設置させていただいております。

今後も、こうした告知活動により、多くの皆様に読んでいただきたいと考えておりますので、引き続きご協力いただける方などおりましたら、何卒よろしくお願い申し上げます。

※　是非、知り合いに読ませたいという方も、お気軽にお申し付けください。

昨日、富谷町にある大亀山公園にて、地元の子供達による体験学習がありました。

地元産の杉樹皮を再利用したバーク資材「イデアルファイバー」を山道に、敷設して山を綺麗にしようというもので、大東住宅と大東環境の社員も参加しました。

これまで、放置されたり、焼却処分されていた杉の樹皮を山に還すということは、

ＣＯ２の削減・地産地消・循環型社会の形成・そして里山を守るなど

これらは、現代に生きる私達が真剣に考えなければいけない課題でもあります。

子ども達は、今回の体験学習を通じて、多くの学びを得たようです。

ご協力いただいた富谷町役場の皆さん、ＮＰＯ法人「ＳＣＲ」の皆さん、たんがら森の皆さん、

そして、地元の多くのちびっこ達、お疲れさまでした～。

　　



　

こんにちは！高橋です。

ようやく、「外断熱が家族を守る」の完成本が納品となりました。

本の到着をお待ちいただいているオーナーの皆様。

順次発送させていただいておりますので、しばしお待ちください。

さて、自費出版の書籍を書店ルートにのせるのは、様々な障害があり、ハードルが高いのですが、本の主旨をご理解いただき、この度、ヤマト屋書店様・湘南ブック様・金港堂様・八文字屋書店様・紀伊國屋書店様・あゆみ書房様の宮城県内店舗で、販売開始となりました。

（未来屋書店様・宮脇書店様・蔦屋書店様とは、最終調整中）

ご協力いただいた書店の皆様、誠にありがとうございました。

そして、なんとミニストップ卸町店でも試験販売開始！

コンビニで、こうした書籍が売れるかどうかは未知数ですが、

全店取り扱いめざして、同級生が頑張ってくれてます(^^)

乞うご期待！

最近、ZEH（ゼッチ）という言葉をよく聞くと思います。

ZEH（ゼッチ）とは、ネット・ゼロ・エネルギーハウスの略称ですが、

改めてご説明させていただきます。

ネット・ゼロ・エネルギーハウスとは？

住まいの気密性と断熱性を高め、高効率の省エネ設備を導入し、かつ太陽光発電などで、エネルギーを創ることで、年間の一次消費エネルギー量（空調・給湯・照明・換気）の収支をプラスマイナス「ゼロ」以下にする住宅を指します。

つまり、家のつくりを高気密・高断熱にして、　高性能樹脂トリプルガラスなどで開口部の性能も上げ、　高効率エアコンや高効率給湯器・熱交換換気システム・LED照明など、省エネ性の高い、高効率の設備や機器を使用し、太陽光発電システムなどにより、エネルギーを創出、HEMS機器により、エネルギーを効率よくマネージメントするということになります。

政府は、住宅について、2020年までにZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）を 標準的な新築住宅とし、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指すとしており、ZEH住宅の普及・促進を図るために、「ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業」による補助金制度を設けており、弊社でもZEHビルダーに登録し、2020年までに年間の新築棟数の50％達成を目指しております。

一口にZEHといっても、性能は各社まちまちで、ZEHという言葉だけを鵜呑みにして、安易に選択すると、期待どうりの結果が出なかったり、数年で光熱費が上昇したり、後々後悔することになりかねませんので、見極めが非常に大事になってきます。

ZEH基準のベースになるのが、UA値（外皮熱貫流率）となります。

2020年に義務化となる改正省エネ基準における宮城県のUA値は、0.75ですが、ZEH基準では、0.6W/㎡K以下の数値が求められています。まずは、各メーカーの数値の比較・検討が必要となります。

また、UA値同様、重要な性能値として、C値（隙間相当面積）の確認も必要ですが、2020年に義務化となる省エネ基準では、なぜか？C値の基準は削除され、測定の義務もないのが現状ですので注意が必要です。

書籍には、詳しく説明しておりますが、気密性能が不十分だと、計算どうりの性能が発揮できないばかりか、家の寿命と住む人の健康を損ねる原因となる内部結露の危険性が高まります。

一般的に寒冷地では2.0以下の気密性能が必要とされておりますが、将来の経年変化による気密劣化も考慮しなければならず、最低でも1.0以下の数値は必須かと思います。

※　気密測定を実施していないメーカーは論外ですのでご注意ください。

さらに、ZEH計算は、あくまで設計時の計算値であり、計算どうりの性能が発揮するには、確実な断熱施工が必要なことは言うまでもありません。

そして、何より大事なのが、新築時の性能が、劣化することなく、将来にわたり維持できる建物かどうかが大きなポイントとなのです。

それでは、ソーラーサーキットのZEH仕様の性能値と他社にはない特徴を簡単に説明させていただきますので、比較してみて下さい。

〇　ソーラーサーキットZEH仕様は2020年に義務化となる省エネ基準で、北海道基準（0.46）を上回るUA値0.39を実現しています。(宮城県の省エネ基準は0.75・ZEH基準は0.60）

〇　平均C値0.46という業界トップレベルの気密性能に加え、10年後に気密検査を実施して、C値1.0以下を保証します。（完成時の気密保証は0.7となります）

〇　外断熱の大きなメリットである輻射熱効果によって、暖房の設定温度は低めでも十分な暖かさが得られます。

〇　「季節に合わせて衣替え」　二重通気による自然の力で、室内の温度上昇を抑え、パッシブクーリング（建物を冷ましてくれる）効果により、暑い夏でもエアコンに頼らない快適な暮らしが実現します。

〇　熱交換と普通換気の切り替えが可能な四季対応のSC－SV換気システムによって、夜間や早朝の涼しい空気をそのまま室内に導入するので、爽やかな朝が迎えられます。

ソーラーサーキットのZEH仕様は、気密・断熱の高い性能値に加え、完全外断熱と二重通気の効果によって、寒い冬もさることながら、暑い夏においてもエアコンに頼らない爽やかな暮らしが送れますので、計算値以上の性能を発揮するのです。

そして、経年劣化のほとんどないLVL構造材による耐震構造にプラスして、構造材が常に空気に触れることで、湿気の影響を受けないために、完成時の性能が長期にわたり、発揮する「いつまでも強く・いつまでも快適な」住まいと言えるのです。

先日、仙台にて開催されたG7財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されましたが、会場を彩る観葉植物の培養土に、大東環境が製造・販売するイデアルグリーン・装飾用のグランドカバー材にイデアルファイバーをご採用いただきました。

地元宮城産の杉樹皮を活用したバーク資材で、地産地消と循環型社会の形成、そして地球温暖化防止に、少しでも寄与できれば幸いです。

会場の花や緑の装飾を手掛けた、青葉ガーデンの今野社長、本当にありがとうございました。