HOME > 記事一覧

ご来場御礼

  • ご来場御礼
先週末に開催させていただいた、「梨のもぎ取り祭」に、今年も多くのお客様にご来場いただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。



13回目を迎えるイベントですが、今年も1000名を超えるお客様にご来場いただきました。

また、多くのお客様に、たくさんの励ましのお言葉を頂戴し、感謝・感激の2日間でした。

これからも、お客様からの心温まる声を糧にして、社員一同、尚一層頑張って参りますので、何卒ご愛顧下さいます様お願い申し上げ御礼に代えさせていただきます。

本当にありがとうございました。

職人さんの健康も守る家

私達のような住宅会社は、住む人の健康を第一に考えた家づくりに取り組んでいかなければならならないのは当然なのですが、実際に現場で作業をする職人さんの健康にも配慮した家づくりも非常に大事なことです。

外断熱の施工に携わる大工さんや関連業者の職人さんの多くが、外断熱の現場環境の良さに驚き、皆さんが元気に仕事をしている姿を見ると私達も嬉しくなります。

辛い環境で、嫌々作業ををするのと、快適な環境で元気に明るく作業するのでは、出来栄えはもちろん、品質や性能に大きな影響を及ぼすのは当たり前の事ではないでしょうか。

外断熱の現場は、平均年令が年々高くなる職人の皆さんにとって、暑さの厳しい夏や寒い冬でも、体に負担をかけることなく、作業が行えるようになるという目に見えないメリットも生れることになります。

寒さに凍えて、手が縮こまったり、悴むこともなく、うだるような暑さでも室内は実に爽やかで、一番暑くなる小屋裏に、昼寝をしている職人さんもいるほどです。

外で作業する基礎・外壁・屋根屋さんは、外断熱の恩恵はあまり受けないので、申し訳ないのですが、屋内で作業することが多い、大工・内装・電気屋さんなどは、外断熱の現場はまさしく天国で、内断熱の現場ではもう仕事をしたくないといった冗談とも本気ともとれる話が、いつも現場で飛び交っています。

そして、もう一つ説明を加えさせていただきたいのですが、内断熱の現場で多用されるグラスウールなどの、施工時によくみられる粉塵被害の軽減も図られることを知っておいていただきたいのです。

グラスウールは、ガラスを微細に粉砕したものが素材となるのは、お分かりかと思いますが、このいわゆるガラスの細かなトゲが、これまで職人さんの健康を損ねるやっかいな存在でした。

よく内断熱の現場では、養生ネットで、陽が遮られている現場で、ちょっとした隙間から陽がさすと、ホコリに交じったガラスの繊維がキラキラしているのですが、現場内に無数に飛び交うガラスのトゲが、皮膚につきささったり、呼吸によって体内に入り込み実に多くの職人さんの体を蝕み、特に高齢の大工さんは呼吸系の病気に苦しんでいる方が非常に多いのです。

昨今の建築現場ではこうした現状を考慮し、施工マニュアルでも、施工時は、夏でも長そでシャツを着用し、粉塵マスクを装着するなどの対応を記載しており、実施している現場も見られますが、まだまだ徹底されていないメーカーも多く、気にする職人さんも少ないために、未だ改善されていないのが現状なのです。

住まいは人間形成の道場

  • 住まいは人間形成の道場
11月3日ということで、文化の日らしい?投稿をひとつ。

本日、パナソニックさんと今後の展開などについての打ち合わせに事務所に行って参りました。

ふとサイドボードを見ると、松下幸之助さんの書が目に入ってきました。

幸之助さんは、68才を迎えた、昭和38年に「ナショナル住宅建材株式会社」を設立したそうです。

※ 現在のパナホームの前身です。

当時、松下電工では、電設資材や住宅建材の製造メーカーでしたが、実際に使用した場合を検証するために家をつくり、その住宅が好評だったことから、松下電器産業と松下電工の共同出資で、住宅の専門会社を作ることになったそうです。

そして昭和41年に、家に関しての考えを次のように述べたそうです。


  『住まいは人間形成の道場』

孟子のことばに「居は気をうつす」というのがあるそうだ。

つまり、住まいというものは、そこには住む人の心を変化させ、
ひとつの性格を形づくる力をもっているという意味である。

たしかにお互い人間は、幼いときからの日々の生活習慣を通じて、
いろいろと物事を学んでいく。

あるいは感化を受けていく。

その生活環境の中心が住まいであって、だから住まいというものは人格形成に
大きな影響を与えるものだと思うのである。

したがって、私は住まいというものを、単に雨露がしのげ、
心身の置きどころになればよいと考えるのではなく、
さらに進んで、人間を練り鍛える道場、人格の成長を
はかる場所という観点からこれを重視するとともに、
最新の注意をもって住まいづくりを心がけねばと思っている。

雨露しのげばというのは、いかにも昭和41年らしい言葉です。

昭和40年代といえば、高度成長の流れの中で、住宅の工業化も進み、プレハブ全盛の時代に突入していったのですが・・・。

未だ露が凌げない住宅と私達の暮らしぶりを天国から眺めて、どんな言葉を述べるのだろうとふと考えてしまいました。






 

窓性能のラべリング表示

  • 窓性能のラべリング表示
窓の断熱性能を消費者にわかりやすく伝えるために ガイドラインの改正され、平成23年4月より、省エネ建材等級ラベルが既存の「窓・サッシ・ガラス」の三種類から「窓」のみに一本化 されました。

性能は4段階となり、熱貫流率が2.33以下の窓が、4スターの最高等級になっていますが、最高といっても、それほど高いレベルではないという事を理解しなければなりません。

現在、まだこの2.33の窓(アルミと樹脂の複合サッシ)を大手を初め、多くのハウスメーカーが採用しております。

そして、従来のアルミサッシと比べても、2.8倍の性能で、省エネ対策等級で最高の4スターと紹介しているのです。

しかし、窓からの熱損失は大きく、省エネで快適な室内環境とし、窓の結露を解消するには、特に宮城のような寒冷地では、正直不十分といえる性能となります。



弊社では、15年以上前から熱貫流率1.5の樹脂サッシを採用しておりましたが、2年前から、さらに性能を向上させ、FIXで1.0・外開きタイプで1.1・引違タイプで1.3という樹脂サッシのトリプルガラス(LOW-Eガラス+アルゴンガス)を採用しています。





実際に、窓の性能差は歴然で、2020年の改正省エネ基準義務化に向けて、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)への流れが急速に進む中、おそらくはここ1.2年で、ハウスメーカーの大半が樹脂トリプルへと切り替えすると思います。

今後、窓は、樹脂トリプルが、あたり前の時代がもうすぐそこまで来ております。

どちらで建てようとも、新築の際は、樹脂のトリプルの採用をおススメいたします。

※ 防火地域や準防火地域では、樹脂サッシは使用できないケースも多々ありますので、よろしくお願いします。

ウォームビズが始まりました。

  • ウォームビズが始まりました。
クールチョイス(賢い選択)運動の一環として、冬の生活スタイル提案する、ウォームビズが本日から始まりました。(期間は3月31日まで)

ウォームビズは、暖房時の室温を20℃を目安にしましょうという取り組みですが、20℃というと通常は、少し肌寒い感じがすると思いますが、私達が体感的に感じる温度は、室温もさることながら、壁面の表面温度も大きく左右いたします。



上記画像のUA値は、0.53となっておりますが、ソーラーサーキットの標準仕様でも0.43・ハイスペック仕様の場合0.34です。さらに平均C値0.5という業界トップレベルの気密性能によって、壁面温度は、室温とほぼ同じになります。

つまり、弊社の外断熱の家なら、構造の外側で断熱することで、柱などの構造躯体も必然的に蓄熱体としての役割を発揮しますので、輻射熱の恩恵が得られ壁面温度もほとんど変わりませんので、ほぼ室温と同様の体感温度となります。

また、一般的に熱が逃げやすい開口部のサッシには、オール樹脂の3層トリプルガラス(アルゴンガス入り)を使用することで、熱損失を抑え、20℃の室温設定でも、衣服の調整で十分快適に過ごせます。

もちろん、もう少し室温を上げたいというお客様は、僅かな暖房費の負担でポカポカの暮らしも可能です。

しかしながら、クールチョイスは、2030年度までに温室効果ガス26%削減の目標を達成するための国民運動となります。

※ まだうちの会社には、Tシャツ1枚で寝ている不届き者(笑)の社員もおります。

今年度も、クールビズに引き続き、杏ちゃんが推進役を努めます。

大東オーナーの皆さんは、地球防衛軍のメンバーとして、ウォームビズ運動に、ご理解とご協力下さいます様お願い申し上げます。

※ 何回かご案内しておりますが、季節の変わり目です。エアコンや換気のフィルター掃除をくれぐれもよろしくお願いいたします。また小屋裏のFANはオフにしていただき、床下ダンパー閉鎖もご確認下さい。換気システムの風量は、換気による熱損失を抑えるために、弱にしていただきます様ご案内申しげます。