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フロー・ライフ・レディオに出演

  • フロー・ライフ・レディオに出演
FM仙台にて、今月からスタートした「フロー・ライフ・レディオ」の25日土曜日の放送に、出演させていただきました。

室内空気の重要性について、熊谷育美さんとのやりとりでしたが、原稿を用意するとどうしても話が固くなるので、雑談形式でやってみようということで、今回は、ぶっつけ本番で、チャレンジしてみました。

滑舌が悪く、聞き取りにくい部分もあったかと思い、もう一回撮り直しを要望したのですが、なぜかOKがでてしまった次第です。

改めて、紹介するのも気恥ずかしいのですが、聞き逃した方は、ラジコのタイムフリーで、聞けますので、是非聞いてみて下さい。

私の登場は、11分40秒位からです。

また、番組初めに流れる60秒のCMも、とてもいい感じに仕上がりましたので、良ければ聞いてみて下さい。

http://radiko.jp/

タイムフリーをクリックして、FM仙台の25日土曜日の番組欄から11時のフローライフレディオ
をクリックすると、放送後1週間以内であれば無料で視聴できます。

フローライフレディオは、健康をテーマに毎週、現役の看護師さんをお迎えして、毎週土曜日の11時から11時25分まで、オンエアされていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

FBに、番組ページも立ち上がりましたので、よろしければ、フォロー並びにいいねのご協力をお願いいたします。

https://www.facebook.com/flowliferadio/

快適な室内環境にするために、外の温湿状況を知ろう

  • 快適な室内環境にするために、外の温湿状況を知ろう
お盆を過ぎて、大分カラッと涼しくなったのもつかの間で、また蒸し暑さが戻ってきたようです。

窓や床下ダンパーの開け閉めや、室内の除湿やエアコンの設定温度・物干しなどをする場合にも、外の気温や湿度・風速などを知ることが何気に重要です。

人間のもつ五感に期待したいところではありますが、湿気があっても風があるとカラッと感じたり、曇っていると湿気があると無意識に感じたり、その日の気分や体調でも変わったりと、結構いい加減なのも、私達の五感であり体感でもあります。

そんな時、頼りになるのが、アメダスのサイトです。

各地域の1時間ごとの、温度や湿度・風速などがリアルタイムで表示され、過去の状況も分かります。

そして、現在の温度と湿度の下に、室内の23℃換算時の湿度も明記されています。(除湿も加湿もしない場合)グラフには相対湿度のほかに絶対湿度という水蒸気の量も表示されています。この温度と水蒸気の関係を正しく理解すると室内環境のコントロールが非常に簡単になります。

是非、弊社のお客様には、室内の快適な環境を実現するためにも、お気に入り登録していただき、上手にご活用いただきたいと思います。

http://ilex.in-addr.jp/cgi-bin/presume-rh1.cgi?amds=34392

※ 今週は、曇りや雨の日が多く、湿度が高く推移しそうです。床下ダンパーを開放してままですと、湿気が床下に侵入し、室内の湿度も高くなりますので、閉鎖していただきますようお願いいたします。

本物の長寿命住宅を実現する外断熱の家

保険や金融にも自己責任が求められていますが、住宅選びにも、正しい知識に基づいた自己判断が必要であり、間違った判断により生じたリスクは、結果的に自己責任となるのです。

消費者保護の観点から、様々な法整備が進んでいるようにも見えますが、保証されるのはあくまで、悪質な手抜きや欠陥で、湿気や内部結露が及ぼす、住宅の腐朽やシロアリ被害は、ユーザーの住まい方やメンテナンスの影響もあり、僅か10年の瑕疵担保保険の対象からも、除外されているのです。

マイホームを取得する多くのお客様は、長期の住宅ローンを利用しますが、もし、ローンを完済する10年も20年も前に、家が住めない状態になり、その価値を失うことになったらまさに悲劇なのです。

新築で、そんな悲劇は?という方も多いのですが、こうした問題は表面化しないだけで、実に多くの方々が、被害に遭遇し、悩み苦しんでいるという悲しい現実を理解しなければならず、こうした悲劇に遭遇しないためにも、リスクとなりうる要素を一つ一つ取り除いた家づくりを進めなければならないのです。

そして、ユーザー自身も、気密や断熱・換気や冷暖房の使い方などについて、正しい理解に基づいた適切な暮らし方が必要で、どんなにお金をかけて高性能な家を建てても、間違った暮らし方をすれば、いつまでもその性能を維持することは出来ないのです。

家を高気密・高断熱化するというのは、単に省エネ性と快適性を高めるばかりではなく、住む人の健康を守り、建物の長寿命化を図る大きな目的があります。

室内空気と温熱環境に優れた住まいで、ユーザーが正しい暮らし方を実践することで、省エネで快適な暮らしが可能となるのです。

そして、健康な暮らしの中で、病気で生じる心身並びに経済的な負担を軽減し、健康寿命を伸ばすことで、私達の真の幸福を実現し、年々急増する国の社会保障支出の抑制にもつながるのです。

そして、将来、在宅介護が必要な場合においても、介護を受ける側・介護をする側、双方が介護で生じる様々なストレスを軽減し、心の通った介護が行える様になります。

また、光熱費や修繕費などのランニングコストも含めたライフサイクルコスト全体を軽減させる事で、今後の年金縮小に備え、豊かな老後の人生設計も可能となるのです。

さらに、暮らしにおけるエネルギー消費はもとより、解体時に発生する莫大な量の産業廃棄物を減少させることで、焼却によるCO2の削減や行き場のない処分場の問題解消にもつながり、広い意味で地球環境に対しても大きく貢献出来る様になるのです。

つまり、高度成長時代のいわゆるつくっては壊すといったスクラップ&ビルドの考え方から、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」 というストック型の社会の形成にも寄与できるのです。

人口減少が急速に進行していく中で、現在、空き家が急増し大きな社会問題となっているように、土地という資産は一部の商業地や利便性の高い物件をのぞきその価値は低下していくものと思われます。

築25年程度で、資産価値がゼロとなり、耐震性や住み心地が大きく損なわれるような従来型の住宅では、子供や孫に引き継ぐ時には、貸すことも住むことも売ることも出来ず、莫大な解体費だけが科せられる、言わば資産ではなく負債となってしまう時代がそこまで迫っているのです。

弊社は、「いつまでも強く・いつまでも快適に」をコンセプトとして、住む人と建物の健康をいつまでも守り、50年後も価値ある家づくりを目指して、家づくりに取り組んで参りました。

つまり、50年後も家としての基本的な性能を保持することで、一生涯、安心して暮らせる家となり、将来、お子さんやお孫さんの家としても引き継げ、住み替えをする場合でも、賃貸や売却も可能な価値ある資産として活用できる家にしたいのです。

こうした想いを実現させるためには、新築時の住宅性能を長期間にわたり保持させることが、何より重要となります。

少々、前置きが長くなりましたが、私達人間も年齢を重ねるごとに、老化が進むように、建物も経年による劣化が当然すすんでいきます。

内装や外装、設備などは劣化の具合により、補修や交換は可能です。

しかし、目に見えない構造部分は簡単に補修や交換は出来ないのです。

家の基本的かつ最も大事な性能である、耐震性や気密・断熱性能はもとより、これらの性能に大きく左右される住み心地の良さを長期間にわたり、保持させるには、目に見えない気密や断熱、そして、構造部分の経年劣化を最小限に抑えなければなりません。

年間に5.6棟の現場であれば、たとえ内断熱でも丁寧な気密・断熱工事を実施し、お客様が適切な暮らし方をすれば高耐久な住まいは実現します。

しかしながら、年に70棟から80棟のご依頼を頂戴する弊社では、内断熱の建物では、全ての現場で品質や性能のバラツキの出ない施工と管理は非常に困難であり、地元の住宅会社の経営者として、私自身がお客様に対し責任ある家造りをお約束出来ないのです。

その点、外断熱は、非常に理にかなった工法であり、社員はもとより・協力業者・現場で施工にあたる職人さんにいたるまで、意識の統一が図られ、誰もが心から納得できる工法です。

つまり、湿気や結露の及ぼす危険性や気密の重要性・断熱の仕組みを正しく理解することで、建築業界にありがちだった、現場による品質のバラつきがなくなり、全てのお客様にご満足いただける建物が提供する事が出来るのです。

外断熱は、施工の品質や精度も、工程ごとに実施する検査や気密測定によって一目瞭然となり、施工不良も起きにくく、万一あったとしても、見過ごしたりやり過ごしたりさずに、改善が可能な工法でもあるのです。

ところが、内断熱の気密・断熱工事に費やす時間は、非常に短く、コストや工期優先の業界にあって、どうしても見過ごされやすい部分でもあるのです。

そして残念なことに、たかが結露という旧態依然の考え方をする人々が、まだまだ多く、気密や断熱・換気には無関心で、その重要性を認識している造り手が非常に少ないというのが悲しい現実なのです。

その結果、家の住み心地や光熱費・耐久性にも大きな影響を及ぼす、肝心なポイントを知らないまま・知らさされないままに家を購入したり、建ててしまうユーザーが多いのです。

CO2の削減を図るために、ZEH住宅の推進にどこの会社も懸命に取り組んでいるかのように思える、昨今の住宅業界ですが、いくら見た目のUa値だけ上げても、気密や断熱・換気性能が伴わなければ、計算どうりの省エネ性や快適さを発揮することは困難です。

そればかりか、将来、人と建物の健康を脅かす可能性が、非常に高い住宅が、次々と建てられている現状に、心底、危惧しているのが正直な想いです。

国民の可処分所得も低下している中、土地神話も崩れ、税金や保険料・医療や介護費用や光熱費の上昇に加え、年金の削減や支給年齢の繰り下げなど考えれば、30年後にまた家を建替えることは、よほど恵まれた方でなければ、不可能ではないでしょうか。

私達の目指すのは、本物の省エネ住宅であり、本物の長寿命住宅なのです。そのために外断熱の家づくりに長年取り組んでいるということを是非ご理解いただきたいと思います。

自慢がなかなか出来ない快適な暮らし

住み心地の良し悪しは、実際に、その家に住んでみないとわからないものですが、気候の穏やかな春や秋は、どんな家でも、特に不満なく暮らせるものです。

しかし、春や秋でも、日中と夜間の温度差によって、何かとストレスを感じるのも事実で、冬・梅雨・夏の住み心地に至っては、家の性能によって雲泥の差と言えます。

よく、お客様から「大東さんの家の良さは、住んでみて初めてわかりますね~。」と言われます。

しかし、そんな快適な暮らしも、いつしか当たり前となり、その快適さに、気付かされるのは、友人や実家・ホテルや旅館に行った時となります。

家の温度差や湿気・臭いによって、改めて自宅の快適さに気付く方が実に多いのです。

色々な方に、「ホテルや旅館より快適だというのがよくわかりました~。」との有難いお言葉もたくさん頂戴するのですが、

「この快適さをなかなか人に伝えるのが難しいのよね~」との声もよく頂戴するのです。

ご近所や職場で、よく話題になる今朝は寒かったね~。昨日は暑くて寝苦しかったね~。雨や風の音がうるさくて寝不足。洗濯物が乾かなくて大変。といった世間話に、何気なく、うちはこうですよ~というと、何か自慢と受けとられてしまうようで、いつしかそうでしたね~と相槌を打つしかなくなるというのです。

こうした想いは、家内や義母も日頃から感じているようで、出来るだけ家の話には、触れないようにしているらしく、私自身もお客様には強く言えても、知人や友人・そして社員にさえなかなかストレートに言えず、私なりに遠慮しながらいつも話しています。(笑)

この辺にも、本物の高気密・高断熱住宅が普及しない大きな要因かもしれないと最近よく感じます。

というわけで、弊社のお客様に限らず、省エネで快適な住み心地のいい家に住んでいる方は、声を大にして、その快適さを多くの方々に伝えていただきたいと強く願う次第です。

弊社にも、ソーラーサーキットの家の住人が5名・外断熱WIN工法の住人が5名ほどおりますが、ブログや人前で積極的にPRしたり、発信できないのもこうした理由があるかもしれません。

私は、立場上、フェースブックやツイッターなどのSNSにも取り組んでおりますが、食べ物やお酒・何気ない話題にはたくさんの「いいね」がつきますが、住宅の話や自宅の投稿をすると、なぜか「いいね」が極端に少なくなります。SNS上のお友達の中には、業界の方々もたくさんいるので、投稿には、結構気をつかうのですが、差し障りのない範囲の中で、家の話も投稿しているのです。

そんな中、このブログだけは、言わば私のホームグランドですので、本音を正直に投稿させていただいている次第です。

そして、我が家の話題もたまに投稿させていただきますが、決して自慢で紹介している訳ではなく、弊社の家だけが素晴らしいと言っている訳でもありません。

大手であれ、地場であれ、レベルの高い、本物の高気密・高断熱を造る技術を持った造り手も少なからずおります。

しかし、大半は名ばかりの高性能といっても過言ではなく、特に家の断熱や換気に関しては、欧米と比べ何十年も遅れているのが現実で、進化しているのは、設備だけといったアベコベな家造りが今でも続いており、最低限のレベルでさえ、満たしている新築住宅は、1割にも満たないというのが現実です。2.3年後には、建築基準法上においても、既存不適格住宅となってしまい、その資産価値さえなくなる住宅が少なくないのです。

いい家に住みたいという想いは、全ての方々の共通の願いであり、日々快適に暮らし、自然災害時にも、大事な家族の命と健康を守るべきシェルターでなければなりません。

これからの時代、業界全体で、本物の省エネ・健康・長寿命の家づくりに取り組まなければ、この国の抱える様々な問題は解消されないのです。

私は、地元の住宅会社の代表者として、宮城のユーザーが、絶対に後悔しないために、最低限の情報と知識を紹介しているつもりです。

知らないユーザーと知らせない造り手が、一緒に家づくりを進めると、どんなに見た目のいい住まいであっても、予算内に収まったとしても、近い将来、後悔することだけは間違いないのです。

家のみならず、あらゆる問題において、知ろうともせずに、漠然と生活する人々が多い中、問題意識を持って、このブログをご覧いただいている皆様は、とても素晴らしいことだと思います。

私は、この国のオイルショック以降、延々と続いている間違ったこの国の家づくりのあり方をこの宮城から、変えていきたいと心から願い、このブログも投稿させていただいているつもりです。

どのメーカーや工務店で建てるにしても、正しい知識を持って家づくりに取り組むことが、家づくりを成功させるためには、必要不可欠となりますので、今後ともお付き合いのほどお願い申し上げます。


坪100万円でも安い?

弊社に頂戴する質問で、一番多いのが、「なぜ外断熱は高いのですか?」というご質問です。

本来、高いとか安いとかというのは、同じ性能や品質を有した物の比較で表現するものだとは思いますが答えさせていただきたいと思います。

これまでスクラップ&ビルド(つくっては壊す)が当たり前の建築業界では、床下や壁の中・小屋裏といった見えない部分は、あまり重要視されることのなかった存在でした。

しかし、この見えない部分こそが、建ててからの住み心地や健康・家の耐久性をも守る最大のポイントとなります。

弊社では、温度や湿度・清浄さといった室内の空気質にこだわり、寒さや暑さ・湿気や臭いに悩まないストレスフリーという未来基準の家づくりをめざしておりますが、外断熱と二重通気によって、室内空気のみならず、床下や壁の中・小屋裏という壁体内の空気もバリアのない住宅となるのです。

家というシェルターは、外の寒さや暑さ・湿気を防ぐためにも、家の外と内を明確にするのが本来あるべき姿です。

外断熱は、建物の外と内が明確になるのがお分かりいただけると思いますが、明確にするためには、これまでの家づくりのコストのあり方を変えなければならないのです。

1  完全外断熱化に要する資材と技術
2  気密と通気を融合させるための資材と技術
3  躯体内通気を実現する通気部材とシステム
4  耐震性と耐久性に優れた構造躯体LVLの採用
5  断熱玄関ドア&オール樹脂サッシ・ダブルLOW-Eのトリプルガラスの採用
6  地熱を活用し蓄熱・蓄冷・通気効果を発揮する基礎構造
7  普通換気と熱交換を切り替えできる四季対応型のSC・SV換気システム
8  再施工不要・薬剤を使わない防蟻工法TMFSの採用
9  90年メンテ不要・制振ダンパー「ミライエ」の導入
10 専用階段のついた小屋裏空間の有効利用
11 光熱費を軽減するLED照明や給湯・暖房・住宅設備
12 徹底した品質管理と検査体制(気密検査・室内空気検査・暖房費保証)
13 地域密着のアフターサービス体制

拙著「外断熱が家族を守る」をお読みいただければ、これらにどれだけの費用を要しているかご理解いただけると思いますが、これらの項目に40坪位の建物で、通常の長期優良住宅の建物と比べても400万~500万位の費用の増加が必要となります。

多くの造り手は、設備や外装・内装やインテリアなど目に見える部分に費用をかけ、高級感を演出しますが、弊社では、建ててからの満足と安心のために、こうした目に見えない部分にこだわった家づくりに取り組んでいるのです。

だからこそ高レベルな気密・断熱性能に加え、独自の壁体内通気が存分に発揮され、省エネで快適で健康な住まいが出来るのです。しかもそうした性能が、将来にわたり保持されるということをご理解いただきたいのです。

つまり、外観や内装・設備などの見た目が同じであっても、私達の家づくりの中身は、坪80万以上もする大手のハウスメーカーと比較しても歴然で、この目に見えない部分のクオリティの高さによって、住み心地のいい住まいが実現し、多くのお客様から高い評価を得てまいりました。

確かに、坪45.6万のローコスト住宅と比較すれば、割高に感じるかもしれませんが、中身はまるで違うのです。

安物買いの銭失いというのは、少し言い過ぎかもしれませんが、価格の安さに満足するのは、買ったときだけで、後々満足度は薄れ、逆に大きな不満やストレスが生じるということも頭に入れて家づくりを検討して頂きたいと思います。

もちろん弊社では、少しでもお求めやすい価格でお客様にご提供出来るよう、精一杯の企業努力をさせていただいております。

弊社において、一般的な建築費は120㎡(36~37坪)前後の2階建の建物であれば10畳ほどの小屋裏スペース(専用階段付)を設けても、外断熱WINで2,300万前後で収まりますし、衣替えの機能を合わせもつソーラーサーキット仕様でも2500万前後の建築費で充分対応が可能なのです。

ローコストメーカーのようで嫌な表現ではありますが、小屋裏をたっぷり活用して、その面積を施工床面積として加え、坪単価で計算すると、50万を下回る建物も結構あるのです。

仮に他社メーカーの住宅と400万円位の差があったとしましょう。

確かに400万といえば高級車が買える金額で大金ではありますが、多くの方が利用する35年ローンの月当たりの返済額でみると、毎月1万ちょっとの違いとなります。

家計を預かる奥様にとっては、毎月の1万円は大きな出費に思われますが、光熱費だけでも月5,000円から6,000円は間違いなく軽減します。

しかも、健康で快適な暮らしが実現することで、暮らしで生じる様々なストレスが解消し、病気にもかかりにくく、医療費や炊事・洗濯・掃除などの家事労働の負担・本来不要な消臭剤や防虫剤など不要な日用品の出費も大分抑えられてくるのです。

さらに.、建物の耐久性やその資産価値は大幅に向上することで、リフオーム費用の軽減はもちろん、将来お子さんやお孫さんが住んだり、賃貸や売却といった資産の有効活用も図れるのです。

弊社の住宅は、東北で初となる、一般財団法人ベターリビング【長寿命住宅供給システム】の認定を受けており、JTI(一般社団法人 移住・住みかえ支援機構)の【貸せるストック】にて、将来、利用しなくなったマイホームでも、生涯にわたり一括借り上げが受けられる制度も利用できます。

ですから、あくまで表面的な金額ではなく、ランニングコストや将来の補修費用・目に見えない快適さや無駄な出費も含めた、トータルコストで考慮すると、決して高い買い物ではなく、逆に安いということをご理解いただけると思うのです。

そして、トータルコストを耐用年数で割って1年あたりの住居費を試算すればどれほど外断熱の家の方が割安かということがお分かりいただけると思います。

毎月1万円の差で、心から満足するマイホームになるか、将来後悔するマイホームになるかが、大きく左右するといっても過言ではないのです。

限られた予算の中で、外断熱を建てる方法もたくさんございます。

〇 1.2階の面積を最小限にして、収納などのスペースを小屋裏として活用する。
〇 シンプルなデザインにする。
〇 間仕切壁を少なくして、できるだけオープンな間取りを構成する。
〇 住宅設備や照明・カーテンなどにあまりお金をかけない

外断熱ならではのコストダウンも十分可能ですので、見た目の価格で住宅を選択することは避けた方が賢明だと思います。

外断熱の家で暮らすということは、当初のイニシャルコストをはるかに上回る数多くのリターンが得られ、長い目で見れば非常にお得な家であることは間違いなく、仮に坪100万でも、かなり割安な住まいでもあるのです。

弊社の外断熱の家は、「いつまでも強く・いつまでも快適に」住む人と建物の健康をいつまでも守り、50年後も価値ある住まいだということをご理解いただきたいと思います。