国土の67%を占める森林ですが、私達の暮らしは、森に守られていると言っても過言ではありません。
生活で排出される二酸化炭素を吸収し、洪水や渇水を防ぎ安全な水を供給するとともに、土砂の流出や自然災害からも私たちを守っているのです。
また森の土壌に、豊富に含まれるミネラル分やフルボ酸などの腐植酸が、川や海に流れることで海をキレイにかつ豊かにし、海草や魚介類が育ち、私たちの食をも守っているのです。
森を守るには、下草刈りや枝打ち・間伐しながら、需要期を迎えた木を伐採し、有効に活用しなければなりませんが、日本の木材の自給率はパルプや燃料を合わせてもまだ36%と低いのが現状で、森林の荒廃化が進み、大雨や台風などの被害拡大の要因にも挙げられています。
新築やリフォーム・家具や日用品などに、積極的に地元の木材を活用することは、森林の適正な維持管理や二酸化炭素の固定化にもつながり、自給率50%を早期に実現することは、国の命題でもあります。
植林と育林・木材利用をバランスよく実施することで、地産地消の循環型社会の形成と地域経済の発展・地球温暖化防止にも繋がるのです。
木づかいは環境への気遣いです。木を使って森を皆んなで守っていきましょう.。
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2015.09.25 (中山の高梨欽司)火災保険の制度
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2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
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2014.12.10 (高橋一夫)ありがとうございます。
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2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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