減農薬や無農薬といったオーガニック系の食品がブームになっているようで、スーパーなどでもオーガニックコーナーがみられるようになってきました。
住宅でも、健康や環境に考慮して、無垢のフローリングや塗り壁といった自然素材系のニーズが高まっていますが、折角、自然素材にこだわっていながら、防蟻剤や防腐剤をはじめ、家の中で使用する家庭用品や防虫剤、殺虫剤には、あまり目がむいていないユーザーも少なくないようです。
一応、人には影響は少ないとはされていますが、虫を殺したり寄せ付けないということは、人間に対しても良くない訳で、小さなお子さんのいるご家庭では、特に注意が必要です。
お酒が強い人も弱い人・全く飲めない人もいるように、こうした化学物質の影響も年齢や性別、体質など人それぞれで、空気中や体内で様々起きえる化学反応を危険視する関係者の声も多く聞かれます。
昨今、ようやく消臭剤や抗菌剤・合成洗剤や柔軟剤などの危険性についての議論も目にするようになりましたが、経済が優先される我が国において、メディアが大きく取り上げることはほぼないのが現状です。
湿気や結露・換気不足によって、カビが生え、衣類害虫などが発生し、様々な薬剤を使用する悪循環を招きます。
さらに、こうした薬剤によって、アレルギーはもとより、様々な体調不良を引き起こし、病院などで処方される医薬品によっては、その副作用で病が悪化したり、別な病が発症するなど負の連鎖は続いてしまうという認識も必要ではないでしょうか。
何度も言いますが、薬はリスクであり、基本は有毒であり、副作用はつきものです。
出来るだけ使わないためにも、家の空気環境や温熱環境はとても大事です。
やむを得ず使用する場合は、しっかり換気をして成分や臭いが、室内に残留しないようにしていただければ幸いです。
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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