平成28年4月に発足した(一社)東北住宅産業協会ですが、今年4月に、新たに全国住宅産業協会の北海道支部が当協会の一員となり、(一社)東北・北海道住宅産業協会(略称:北東住協)と名称変更し、新たなスタートを切りましたが、先日北海道支部の例会に出席して参りました。
北海道支部の会員の皆さんも、住宅にかける想いはとても熱く、大いに刺激を受けてきました。
家の断熱に関しては、北海道の先駆者の方々の技術を取り入れ、本州の高気密・高断熱が確立されてきていますが、今後とも情報交換しながらよりよい家づくりに邁進していきたいと思います。
私達を取り巻く住宅や不動産流通の業界は、今大きな転換点を迎えております。
建築物の省エネ基準も改正となり、2030年のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の標準化への推進をはじめ、急速に進むAI化やIoT化への対応が急務でもあります。
また既存住宅の耐震化や断熱化への取り組み、中古住宅の流通を促進する為のインスペクションの実施、さらに空き家や所有者不明の不動産の対応も含め早急に取り組むべき課題が山積しています。
こうした問題を解決し、国が目指す良質なストック市場を形成していくには、それぞれの専門分野の企業が連携を強化し協力しながら事業を推進していかねばならないのです。
北東住協は、住宅や不動産に関連する様々な分野のプロフェッショナルが所属する団体です。
今後も会員が一致団結し、良質な住宅・不動産の提供を通して東北並びに北海道の健全な発展に貢献して参りますので、関係各位のご支援とご協力をお願い申し上げます。
(一社) 東北・北海道住宅産業協会
理事長 高橋一夫
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