暑い日が続きエアコンの電気料金が気になる方も多いと思います。
エアコンの設定温度は、1℃下がると消費電力は10%上がり、暑くなってから冷やすと室温によっては、冷えるまで通常の2倍から3倍の電力を消費します。
また冷房の27℃設定時の消費電力と比べると、除湿運転は約1.5倍・再熱除湿にすると2倍強の電力を消費すると言われています。
誤解している人も多いのですが、ドライ運転の方が、設定温度が高く、消費電力も少ないと思われがちですが、冷房よりも除湿の方が、消費電力は大きく、室温も下がるというの一般的です。
除湿量を増やすということは、結露量を増やして、室内の湿度を下げるので、温度もおのずと低くなるのです。
オール電化の我が家では、状況に応じて、夜間の電力の安い時間帯に、消費電力の多い除湿運転にしておいて、朝起きたら28℃設定の冷房のエコ運転にしたりもします。
誰もいないリビングを冷やしたり除湿するのは、非効率に感じると思いますが、朝になって高い電気料金時にエアコンを1時間動かすのと、夜間8時間動かすのと電気料金は変わらないのです。
しかも、朝の室温や湿度が低ければ、日中の温度や湿度が上昇するまでの時間が長くなるために、高い時間帯の運転を極力抑えてくれるのです。
冷暖房の効率は、燃費の悪い車で、乱暴な運転をすると益々燃費が悪くなるのと一緒です。
こうしたポイントを理解した上で、エアコンを上手に使うと、断熱性能や遮熱性能の高い家は、エアコンの負荷を大幅に削減します。
その上で、日射と湿度・気流や衣服を上手にコントロールすると、ビックリするほど省エネで快適なエコな暮らしが実現しますのでよろしくお願いします。
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