居は気を移す

  • 居は気を移す
昭和の時代に出版された本ですが、改めて読んでみました。

陽の当たらない家・空気が澱む家・湿気の多い家は、病を引き起こすとか、木は人間の波長に一番あっており家を建てるなら木造が最適とか現代にも当てはまることが、色々書かれています。

風水や家相のことにも触れていますが、風水は中国で生まれ、家相は風水の考えを取り入れ、日本で生まれたものですが、この二つの教えは、いわば現代に語り継がれている一種の環境学とも言えます。

私自身、風水や家相に関しては、一般的な知識しか持ち合わせておらず、偉そうな話は出来ませんが、どちらにしても、その基本は、自然や大地のエネルギーを家や暮らしに上手に取り入れ、住み心地を良くし、健康で幸せな生活を送るための先人の教えでもあり知恵だと思います。

そして、風水においても家相においても、重要な要素として位置付けされているのが、方位と気の流れです。

方位については、皆さんも理解しているので割愛しますが、気の流れについては、あまり重要視する方は大分少なくなりました。

しかし、気の流れは、方位と同じか若しくは、それ以上に重要な要素ではないでしょうか。

気の流れとは、家の中に清浄な空気を取り入れ、汚れた空気や邪気を家の中へ滞らせることなく、外へ逃がしその家の運気をあげるというものです。

日本語には、気を用いた熟語やことわざがたくさんあるのは、皆さんご存知だと思います。

元気・活気・やる気・勝気・士気と言った言葉から、病は気から・短気は損気・色気より食い気などなど、上げればキリがないほどあって、言うなれば気そのものが文化でもあり、気を強く意識した生活を大昔から送ってきたのです。

ソーラーサーキットの家は、自然や大地のエネルギーを活かし、清浄な空気を、室内はもとより、壁の中にまで、取り入れることを基本にしています。

まさしく、気のパワーを存分に生かしたソーラーサーキットの家は、風水学や家相学の観点から見ても、「運気を呼び込む幸運の住い」と言えるのではないでしょうか。

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