「病は気から」とよく言われますが、気の持ちようというのが一般的な考えです。
もちろん、気の持ちようも大事ですが、実はもっと深~い意味があるのです。
水も流れも滞ると澱んできますが、室内の気(空気)も、体内の気も同様で、滞ってしまうと、病気を引き起こす要因になります。
ナイチンゲールも、「看護覚え書」の中で、空気が澱んだ家は病気の保証付きと説いています。
外の新鮮な空気を取り入れ、室内の空気の巡りを良くすることが、家相や風水の基本ですが、体内においても気の巡りは重要です。
ヨガや太極拳や瞑想も、心を静めて、姿勢を正して、キレイな空気を深呼吸することから始まります。
人間の血管の長さは、毛細血管を含めると10万キロと言われ、何と地球2周分に匹敵する長さだと言われています。
身体の隅々まで、血液と酸素を巡らすことで、体温が上がり、代謝も免疫も向上し、老廃物も排出してくれるのです。
認知症の患者さんも増えています。様々な要因があるかと思いますが、脳に十分な血液や酸素がいきわたってないから、起こるとも言われており、薬は逆効果だという医師もたくさんいらっしゃいます。
気の原語は氣と書きますが、紀元前の中国最古の医学書の中にも「百病は氣に生ず」とあるそうです。
気のエネルギーを家と体内に巡らせることで、精気がみなぎり、米の字の如く、気のパワーが四方八方に放たれ、病を寄せ付けない健全な心と身体が宿るというのが、東洋医学の教えです。
住む人も構造体も、通気性に富みキレイな空気に満たされるソーラーサーキットの家は、気のパワーを存分に発揮できる住まいです。
出来るだけオープンな暮らしを心がけ、室内と構造体の中にも、気の流れをつくるよう心掛け健やかにお過ごしください。
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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