無臭の電気式蚊取り機にもご注意を

弊社のオーナー様には、あまり関係のない話かと思いますが、注意喚起ということで紹介させていただきます。

そろそろ蚊やハエが気になる季節になってきましたが、最近は、蚊取り線香の臭いが敬遠され、無臭タイプのコンセントに差し込むマット式殺虫剤やリキッド式の殺虫剤を使用するご家庭も多くなってきました。

これら無臭のピレスロイド系農薬は、薬剤を室内に揮発させ蚊やハエを駆除するというもので、無臭で人体には影響がないとされ売られていますが、昔の隙間だらけの家ならいざ知らず、昨今の住宅やマンションは気密性が高く、そこに換気不足が重なると、室内は農薬成分が蔓延され頭痛や目まい・吐き気などの症状を引き起こしてしまう方もいらっしゃいますので注意が必要です。

つまり、無臭だからといって虫を殺す以上は、安全ではないという理解が必要です。

臭いの強い、防虫剤や殺虫剤も、健康には良くありませんが、臭いが気になり使用量や換気に気をつけるのですが、無臭タイプは、逆に、臭いがない分、長時間つけっぱにするなどして、健康被害が生じている方も少なくないのです。

お子さんに虫よけスプレーなども利用されている方もいらっしゃると思いますが、どんな農薬であれ、基本的には、中枢神経を麻痺させる神経毒であり、肌への刺激性も強く、農薬を経皮から吸収させてしまうので、注意書きには、3時間位で必ず洗うことと書いています。

そして、こうした薬剤成分は、空気よりも比重が大きく、床面近くに滞留してしまうので、就寝中はもちろん、乳幼児や小さなお子さんなど成長期の神経細胞に与える影響を指摘する声も多く、極力避けた方が賢明です。

※ ネットを検索すると、ハッカ油や精製水を使った手作り虫よけなどアップされていますので見てみて下さい。

アレルギーの発症や悪化はもちろん、大人でもシックハウスや化学物質過敏症を引き起こす要因ともなりますので、くれぐれもご注意ください。

財団法人日本中毒センター 中毒情報

外断熱の家は、空気のバリアフリーによって、薬剤を使用しなくても虫にも悩まないストレスフリーの住まいではありますが、虫を寄せ付けないためには、適度な除湿や清掃は必要です。

外断熱の家とて、湿度が70%を超える日が何日も続いて、清掃を怠るとカビやダニ・ハエや蚊・衣類の外虫などの繁殖を招きます。

それゆえに、換気に除湿機能を組み込み、手間いらずで、家の隅々まで50%台の湿度を可能にするリフレアをおススメしているというわけです。

虫は、湿気と汚れが大好物です。空気を汚す防虫剤や殺虫剤を使用しないようにくれぐれもご注意ください。

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。