弊社のオーナー宅の話ではありませんが、注意喚起ということで紹介させていただきます。
画像のように、ちょっとしたカビでも、クロスを剥がすとカビだらけという家も少なくありません。
これから、気温や湿度が高くなってくると、カビや微生物などの繁殖条件が整い、あちこちにカビが発生しやすくなりますが、喘息やアトピーを悪化させたり、夏型肺炎の引き金となってしまう場合もあります。
家のカビは、住む人や建物の危険信号で、カビの発生によって、ダニも一気に繁殖してしまいます。
カビの胞子は大なり小なりどんな家の空気中にも存在しますが、温度・湿度・栄養分の条件が揃わなければ着床したり、繁殖はしません。
また、カビの生えやすい所は、空気の流れをたまに作ってやると、多少湿度が高くてもカビの着床は大分防げます。
クローゼットや押し入れなども、出来ればオープンにして、2.3日に1回位、扇風機などで空気の流れを作ってあげると防虫剤なども必要なくなります。
家干しするご家庭も多いと思いますが、香り付きの合成洗剤や柔軟剤による健康被害が広がってきています。
石けん素材の洗剤を使えばふっくら仕上がり、柔軟剤は基本的に必要ありません。そして、キレイな空気の中で、とにかく早く乾燥させるのが一番の臭い対策ですので、換気や除湿を心がけて頂きたいと思います。
扇風機で風を当てたりするのも効果的です。
そして、合成洗剤に慣れてしまうと石けんが使いずらいという方もおりますが、石けんや重曹・クエン酸などを使った、ナチョラルクリーニングの上手な方法は、ネットで簡単に調べられます。
弊社でも、上手な使い方ガイドを準備しておりますのでお気軽にお申しつけ下さい。
とにかく、カビを生やさない暮らしを心がけることが大事で、カビ取り剤や消臭剤・抗菌剤や芳香剤を使うことで、益々室内の空気は汚染されていきますので、換気や除湿・適度な清掃を心がけて下さい。
これから梅雨を迎えますが、6月~9月の3か月は、カビのみならず、この世の有機物全ての臭いが揮発しやすくなるということをご理解いただきたいと思います。
そして、エアコンで、室温を下げすぎても、壁を通じて侵入する外の湿気がせき止められたり、夏型の逆転結露によって、壁の中や床下・クロスの内側でカビが発生するケースも多いのでご注意ください。
もちろんソーラーサーキットの家は、クールビズが推奨する28℃で、十分快適に過ごせる住まいです。
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2015.09.25 (中山の高梨欽司)火災保険の制度
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2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
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2014.12.10 (高橋一夫)ありがとうございます。
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2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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