先日開催された、元気・健康フェアにて、市内のマンションに住んでいるという80代位のご婦人から、電磁波の相談を受けました。
電磁波の影響と思われる、めまいや立ち眩み・吐き気や呼吸困難によって、食欲もなくなり、眠れず、テレビすらも見れず、普通の生活が送れないようで、どうしたらいいのでしょうかというものでした。
電磁波は非常に難しい問題で、家だけで解決する問題ではないので、今回は、電磁波過敏症に詳しい病院を紹介しましたが、このお客様の様な症状に悩む、電磁波過敏症と思われる患者さんが、昨今増加しているようです。
電磁波過敏症は、化学物質過敏症同様、有効な治療法も確立されていないのが、現状で、病院に行っても、疲れとか寝不足・更年期などの影響と言われたり、時には、鬱や精神疾患とされ、誤った薬を処方され症状が悪化するケースもあるようです。
電磁波と健康について、研究している尚絅大学の北條先生によると、電磁波過敏症は、環境病の最たるもので、すでに日本人の3%から4.6%位の方が、電磁波過敏症を発症していると推測されるというショッキングな記事を以前目にしました。
電磁波過敏症は、環境中に溢れる化学物質の影響も大きいとされ、食物アレルギーからアトピーになり、喘息や花粉症・シックハウス症候群・化学物質過敏症と連鎖し、最終的に電磁波過敏症に罹患してしまうという話もよく聞きます。
私たちの生活は、非常に便利になりましたが、50年前と比べると電気の使用量は6倍にもなり、最近の新築の電線の長さは、800mから1000mと言われています。
スマホやPCなども一人一台になりましたが、最近では電気のメーターもスマートメーター化が進んでいます。
そして、4Gの時代から5Gへの移行が来年から本格的になり、AIやIOTの進化により、これまで以上に、大量の電磁波が私たちの暮らしの中に降り注いでくるのは確実です。
欧米などでは、大分反対運動が活発化しているようですが、日本では、国が推進していることもあり、あまりそうした話は、顕在化していません。
いずれにしましても、電磁波過敏症の患者さんは、確実に増加しているという現実は是非ご理解いただき、日々の暮らしを少し見直してみては、いかがでしょうか。
待機電力削減のために、コンセントを抜きましょうと言われていますが、スイッチは入れてなくともコンセントを差しているだけで、電場は発生していますので、電磁波対策にも有効で、水回りのコンセントのようにアースをすべてのコンセントにつけるオールアース住宅のニーズも増えてきています。
また、最近、育児アプリなども大分増えているようですが、小さなお子さんの脳や中枢神経への影響は少なくないようです。スマホやゲームも含め、節度ある利用を心がけ、寝るときは、枕元へ置かないようにするなど心がけていただければ幸いです。
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2015.09.25 (中山の高梨欽司)火災保険の制度
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2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
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2014.12.10 (高橋一夫)ありがとうございます。
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2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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