日本の家が一番寒い!

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画像は、ロシアから見た世界各国の冬の平均室温だそうです。

外気温がー30℃にもなるロシアは、24℃になっていますが、日本は断トツで低く10℃になっています。

日本よりも、寒い欧米の国々と比較しても、いかに日本の室温が低いのがお分かりいただけると思います。

平均室温ということで、部屋毎の平均なのか朝晩の平均なのかは、定かではありませんが、日本の家がこれほど寒いとされているのは、家の断熱の低さも大きな原因ですが、部屋を閉め切って、いる時だけ使う時だけ暖房する日本人の節約意識からくる、生活習慣の違いも大きいのではないでしょうか。

もっとも、断熱が不十分で隙間の多い住宅で、家全体を暖めるということは、膨大な光熱費を要するために、贅沢という感覚が多くの方々が抱くのは無理もない話です。

日本の断熱基準は、お隣の中国や韓国の断熱基準よりも劣っており、断熱が進む欧米と比べると30年以上も遅れていると言われています。

省エネ化による温暖化防止に加え、医療費の削減と、人々の健康増進を図るために家の断熱化は、世界的な流れです。

ちなみに、外断熱の家に暮らす弊社のお客様の家の平均室温ですが、暖房の使い方などの個人差はあるものの、部屋間並びに朝晩の平均室温とも、最低でも16℃位の生活を送っており、多くのお客様は20℃前後にして暮らしていると思います。

冬は寒いのは当たり前という方もまだ多いのですが、寒さを感じずに快適に、しかも省エネに暮らせる住まいを造ることは、そう難くはありません。

これまでの暖房費と変わらないばかりか、逆に安くなって家全体が温度差のない暮らしが可能で、間取りの工夫や暮らし方の改善で、120㎡(36.5坪)の住宅であれば、8畳から10畳用のエアコン1台で全館暖房が十分に可能なのです。

つまり、家全体を暖めるということは、贅沢なことでも何でもなく、逆に様々なメリットが生まれ「健康」という何物にも変えられないリターンが得られるのです。

小さなエネルギーで、寒い冬も暑い夏も快適に暮らせる住まいは、寒さや暑さ・湿気や臭いという暮らしにおける様々なストレスを解消し、住む人の健康を守り、住宅の耐久性も向上し、50年後も次の世代にも引き継げる価値ある資産になるということをご理解いただければ幸いです。

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