先日、県内のある異業種交流会の例会セミナーにて、講師の依頼を頂戴し、【公害問題を知ろう】と題して、住環境と化学物質過敏症との関連性やその対策にくわえ、家の性能と暮らし方の改善によって、香害問題が、大分、軽減することなども、説明させていただいた次第です。
皆さんが、真剣に聞いていただき、大きな社会問題になりつつある香害問題と化学物質過敏症に苦しんでいるCS患者の皆さんの現状などご理解いただいたと思います。
2000年にWHOでは 「全ての人は清浄な室内空気を呼吸する権利を有する」として、清浄空気の必要性に関する人権宣言を全会一致で採択しました。
権利を有するということは、つまり、その権利を阻害してはならないということなのです。
空気の清浄さを守ることは、人々の健康や環境に直結した問題であり、商品やサービスを提供する企業側はもちろんのこと、消費者となる私達一人一人も公衆の場や周囲の人々に対して、十分な配慮が必要な時代でもあります。
私は、空気環境や温熱環境の健康や環境に与える影響について、機会のあるたびお伝えしておりますが、こうした講演は、弊社の営利目的ではなく、あくまで啓蒙が主旨で、協会の社会奉仕の一環として取り組んでおり、住まい塾などとは違い、外断熱の話などもしないように心掛けております。
これまでも、企業や自治体・各団体の職員向けの研修などでも、無料にて対応させていただいておりますので、どうぞお気軽にお声掛けいただければ幸いです。
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2015.09.25 (中山の高梨欽司)火災保険の制度
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2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
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2014.12.10 (高橋一夫)ありがとうございます。
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2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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