親子間の良好なコミュニケーションを図るために、リビング階段を要望するお客様が多くいらっしゃいます。
しかし、断熱性能が低い家を選択すると、1.2階の温度差によって、空気の対流が起きて、冷たい空気が2階から降りてくるようになります。
新築でもこうした例は非常に多く、寒さや光熱費を抑えるために、画像の様に階段の上り口にカーテンを設置するユーザーが急増しており、ホームセンターに行くとリビング階段用のカーテンがたくさん並んでいます。
しかし、カーテンをつけて、多少寒さは和らいだとしても、様々な問題が生じてしまうということを理解しなければなりません。
すだれならともかく、カーテンが垂れ下がった階段の上り下りは、結構なストレスを感じるものです。
そして、厄介なのが室内で発生する水蒸気の移動です。
水蒸気の粒子は10万分の2ミリと非常に小さく、温度の低い所へ移動する性質があり、いくらカーテンをしても、カーテンをすり抜けて温度差のある2階へ移動します。
当然、温度が低い2階では、結露も発生しやすく、クロゼットや押入れにもカビや衣類害虫も発生しやすくなります。
リビングカーテンも、常時、水蒸気が通過するために、湿気を帯びてしまい、室内のハウスダストや生活臭がこびりつくことで、カビも発生したり、カーテンから異様な臭いが発生してしまうのです。
リビングカーテンをレースにすれば、カビは目立ちますが、大体が柄物で、カビが生えてもなかなか気付きません。
ところが、臭いは発生するために、ファブ〇〇〇を頻繁にスプレーするようになり、益々カビも生えてしまい、アレルギー症状や、時には化学物質過敏症さえも発症してしまうのです。
折角の新築で、リビング階段によって、寒さや光熱費の増加を招き、健康までも害してしまうような住まいは選択してはいけないのです。
外断熱の家は、小さなエネルギーで家全体を万遍なく暖めてくれる住まいです。
リビング階段はもちろん、大きな吹き抜けでも寒さを感じず快適な住まいとなりますので、安心しておまかせ下さい。
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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