世の中の消臭や抗菌ブームで、爆発的に売り上げを伸ばしている消臭剤ですが、一方で、臭い関連の商品による香害被害が、社会的にも大分取沙汰されるようになってきました。
本人やご家族の健康はもとより、化学物質で作られた香によって、推定100万人とも言われるCS患者(化学物質過敏症)の皆さんが、日々苦しんでいるということも理解しなければなりません。
そして、今は症状がなくても、許容量がオーバーすると、誰もが発症する可能性があり、決して他人事ではないのです。
ご存知かもしれませんが、消臭剤や芳香剤・柔軟剤などには、洗剤などで義務付けられている家庭用品表示法は、該当しない為に、成分についての表示義務はなく、業界の自主基準のみの表示で、実質どのような化学物質が含まれているか、消費者にはわからず野放し状態になっているのが現状です。
臭いをとるのは一時で、除菌にはつきものの化学物質が含まれているのは紛れもない事実です。
ファブリーズは健康にいいと思っている人は、いないとは思いますが、使い続けると徐々に変調をきたし、シックハウスや化学物質過敏症を発症する危険性が高まります。
消臭剤は臭いを消すのではなく、臭いを包んで床面に落とすだけです。
洋服や洗濯物も綺麗になる訳ではないのです。
特に、目線の低い赤ちゃんや小さなお子さんのいる家庭では注意しなければなりません。
薬品に頼ることなく、臭いのもとを発生させない家づくりと日々の暮らしが、私達には求められているということをご理解いただければ幸いです。
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