先日、営業部の黒瀬係長と新築のプレゼンに参加して参りました。
新築といっても、今回の新築は、一般の住宅ではなく、ある町内会の集会所の建替え計画です。
通常、集会所というと予算が最優先され、中身についてはそれほど重視しないのが通例ですが、住民の災害時の避難所にもなる集会所を耐震性はもちろん、居住性をも重視した施設を計画したいという町内会の会長初め、役員さんのお考えもあり、ハウスメーカーの展示場を様々見学し、依頼先の一次候補に指名された5社による公開プレゼンでした。
指名されたのは、大和ハウスさん・ミサワホームさん・住友不動産ホームさん・パナホームさん・そして大東住宅。
選定の基準は、定かではありませんが、折角ご指名いただいたからには、最高の提案をさせていただこうということで、設計も吟味し、集会所では、あまり例のない外断熱にてプレゼンさせていただきました。
各社、持ち時間5分・質疑応答10分ということで、大手メーカーさんは、さすが、鍛えられており皆さんが流暢な語り口で、会社の規模や実績・建物の耐震性や断熱性・基礎・構造・外壁や屋根材の説明をしておりましたが、時間を大分超過しているメーカーさんもあり、注意を受ける場面もしばしばありました。
弊社の番となり、断熱や気密の違いを説明しようとも思いましたが、他社との比較をするのも品がなく、時間的にも厳しいので、簡単な会社の紹介と、今回、災害用の備蓄の食品や避難用の収納として、提案した小屋裏の話と屋根も外断熱なので暑くならないという説明をさせていただきました。
そして、小屋裏を含め、40坪ほどの建物に、1Fに14畳用・小屋裏に10畳用のエアコンを提案したのですが、冬は1Fのエアコンだけで全体が暖まり、夏は2Fのエアコンだけで十分爽やかなに過ごせるということを説明しました。
また、クールビズ推奨の28℃でも暑さを感じず、20℃推奨のウォームビズでも寒さを感じず過ごせるのが、大東の外断熱であり、国が進めるクールチョイス(賢い選択)の国民運動に非常にマッチする建物だということを付け加えさせていただきました。
最後に、会社の規模は一番小さいものの、耐震性はもちろんのこと、省エネ性と快適性についても、どこにも負けないと自負しているいうことをお伝えさせていただいた次第です。
本当は、施設というのは、不特定多数の方々が利用するので、設備機器などの間違った操作によって、よく不具合が発生するケースが多く、こうしたトラブルに即対応できるのが、私達地元の業者のメリットだということも説明したかったのですが、横にいた黒瀬係長の「5分経過しましたよ」という無言の視線を感じ終了としました。
施工は来年秋ということで、今回の5社から2~3社に絞り、春先位に最終決定されるとのことですが、最後の一社になれるよう取り組んでまいりたいと思います。
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