マンションの坪単価

先日、マンションの危険性について、説明させていただきましたが金銭的な面での検討も必要なので、紹介させていただきます。

昨年度の仙台圏の新築マンション価格の平均は、占有面積68㎡(20.6坪)3LDKで3,543万となり、坪単価にすると、172万となります。

この金額に、駐車場や管理費・修繕積立金が加わるのはご存知だと思いますが、仮に月額4万円として、35年ローンの毎月返済額として計算すると、約1400万程の返済額と同等になり、実質は、5,000万のマイホームを買ったのと同じ計算となります。

一般的なマンションの価格の築年数による平均価格の相場は

新築時の平均価格 172 万円/坪 100 %
築10年・残存価値 120 万円/坪 70 %
築20年・残存価値 84 万円/坪 49 %
築30年・残存価値 63 万円/坪 36 %

となっており、実際に仙台圏の中古マンションの価格の平均は

平均の専有面積 61.2 ㎡(18.5 坪) で平均価格は1,619.2 万円(85.3 万円/坪)となっております。(平均築年数  21.7 年 ・平均駅距離  12.4 分)

将来、売却しやすいと言われるマンションですが、20年後には半分になり、30年後には3割になると想定しなければなりません。

つまり、3500万で購入したマンションも20年後には、1750万になる訳ですので、単純に1750万目減りする計算となり、一年あたりにすると875,000となります。この金額に年間48万の諸経費に、15万~20万程度の税金・そして金利を加えると、借入金額にもよりますが、総額で年間180万~200万の費用を住居に費やすということになります。

仮に、180万とすると月額15万の支出となるということを頭に入れておく必要があります。

一方、戸建ての坪単価といえば、建物の価格と捉えがちですが、土地と共に購入した場合(建売も含む)、土地代金を建物価格に加え、総額を建物面積で割り、マンションとの経済的価値の比較をしてみるのも一考です。

戸建ての将来価格については、性能や設備・内外装の劣化により、大きく変わり、詳しい説明が必要となるので、後日紹介させていただきますが、私達が目指している家づくりは、いつまでも強く・いつまでも快適な、50年後も価値ある住まいです。

従来の戸建て住宅は、一般的に築25年を経過すると、家の資産価値は、ほとんどゼロとなり、土地のみの評価というのが一般的で、傷み具合によっては建物の解体費まで減額しなければならないケースも多々あります。

弊社の外断熱の家は、25年どころか、例え35年のローン返済が完了しても、建物の構造や基本性能の劣化はほとんどなく、建物だけでも50%の経済的な価値が生まれる本物の長寿命住宅であると確信しています。

私達は、省エネで快適な住み心地に加え、価値ある資産としても次の世代に引き継げるプレミアムな家づくりに取り組んでおります。



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