気密保証と室内空気保証について、お問合せがございましたので、簡単にご紹介させていただきます。
何度もお伝えしておりますが、省エネ住宅にしても、ゼロエネルギーハウスにしても、ベースとなるのが高レベルな気密施工と確かな断熱施工なります。
どちらが欠けても、性能が発揮されないばかりか、健康な暮らしも実現せず、住み心地や光熱費はもちろん、家の耐久性にまで影響を及ぼしますので、この二つの性能は両輪となります。
ソーラーサーキットの家では、気密工事完了時と建物竣工時の2回にわたり、全棟で気密測定を実施し、C値0.7を保証させていただいております。(110㎡以上の住宅の場合)
気密工事完了時に測定させていただくのは、気密不良や断熱欠損がないかどうかを確認するためで、完成してからでは補修や改善の対応が出来ないからです。
※ 弊社のこれまで建築させていただいた建物の完成時の平均C値は0.46(132㎡平均)ですが、建物の形状や開口部の種類によっても、数値は変わり、特に、開口部の比率が大きく影響しますので建物が大きければ大きいほど良くなります。
さらに、引き渡し10年後の定期点検時に、再度気密測定を実施し1.0以下の気密保証も実施しております。
またソーラーサーキットの家では、小さなお子さんのいるご家庭でも、安心して暮らして頂けるように、ホルムアルデヒドに加え、トルエンやキシレンなどのVOC5物質の室内濃度を第3者機関にて測定し、厚労省指針値以下でのお引渡しを実施していますので、住宅資材の接着剤や塗料によるシックハウスの心配はございません。
気密検査や空気測定については、どちらのメーカーさんでも、依頼をすれば、有料か無料かは別にして、対応は可能だと思います。
さすがに、今では中気密の方がいいですよ~。と言う業者さんはいないとは思いますが、測定しなくても大丈夫ですよ~。とか無駄ですよ~。という業者さんは、いくら無垢や自然素材を使い健康住宅ですといっても、見せかけだけだと思ってほぼ間違いありません。
高気密の基準は、温暖地では5.0というのが、通例にはなっていますが、宮城のような寒冷地では、最低でも2.0。出来れば1.0.理想を言えば0.5です。
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2015.09.25 (中山の高梨欽司)火災保険の制度
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2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
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2014.12.10 (高橋一夫)ありがとうございます。
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2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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