弊社では、OBのお客様に外断熱の良さばかりではなく、気になる点やご不満な点などのアンケート調査を実施しております。
中には不満にはあたらないようなご意見もございますが、紹介させていただきますので参考にしてみて下さい。
〇冬でも暖かいのでみかんや果物がすぐダメになるのでまとめ買いが出来ない。〇野菜をその辺に置いておけなくて大きい冷蔵庫を買うはめになりました。〇夜つくった料理が、翌日悪くなってしまう時がある。〇漬物がつけられない〇味噌にカビが生える時がある
〇家の掃除をしていると汗をかいてしまい大変。〇上手なエアコンの使い方がわからない
〇玄関の外で呼ばれても何も聞こえない。〇風や雨の音がしないのは、いい面も悪い面もあるのでは?〇外の暑さや寒さがわからない〇家の中の音がうるさく感じる時がある〇深夜電力の電気料金の値上がりがきつい
〇二階の孫の物音がうるさくて寝れない時がある〇息子が毎日のように友達を連れてくるようになってうるさい〇ダンナの帰宅が早くなった〇小屋裏の掃除が大変です。〇たまに外食したいのですが、皆家で食べたいというのが不満です〇ぐっすり眠られるので寝坊するようになった。〇子どもが家の中を飛び回ってうるさくなった〇娘が冬でも朝シャンするようになって少しイラついています
〇暖房の仕方がイマイチ難しい〇ダンパーの開閉が面倒〇ダンパーの開閉のタイミングがわからない〇自動で開閉するダンパーを付けたほうがよかった。〇洋服にカビがはえた
〇小屋裏換気をつけたままにして、電気代が高くなった時がある〇夏はエアコンがやはり必要では〇主人が小屋裏で隠れてタバコを吸うようになった〇寝室に蓄暖いれたのは失敗で熱すぎます〇ダンナが晩酌をするようになった〇主人のお酒の量が増えた気がする
〇野球のボールで基礎のモルタルが割れた〇網戸は無駄だった〇網戸はやっぱりあった方がいい〇サッシが重く感じる〇はだしで歩くと跡がつく〇電気代が高く感じる〇あまり暖かさを感じない〇あまり涼しさを感じない〇小屋裏が暑い〇2階の寝室が暑い〇風呂場が思ったほど暖かくない〇換気の音が気になる〇換気システムの掃除が面倒です。
こうした、ご不満の多くは、外断熱の家の特徴や仕組み・快適に住まう為の工夫などについての、担当者からの説明不足から、生じるケースが多いのではないかと思います。
外断熱の家は、もちろん快適な住まいですが、建てただけで快適に暮らせるわけではなく、断熱に対しての正しい理解と暮らし方についても、工夫や改善が必要です。
例えば、外断熱の場合、断熱ラインが構造の外側になるために、これまで外部扱いとなっていた床下や壁の中・小屋裏までも室内側となり、内断熱に比べ、体積が30%前後大きくなり、結果的に熱容量の大きな建物になります。
熱容量が大きいということは、大きなやかんや鍋で、お湯を沸かすのと同じように、熱くなるのも時間がかかる一方、一度暖まればなかなか冷めないという外断熱特有の大きなメリットが生まれます。
さらに、基礎や柱・梁までもが、蓄熱体となって熱を蓄え、床・壁・天井といった壁面もあたたまり、その輻射熱によって、室温を上げなくとも体感温度は高く、20℃でも十分な暖かさを感じる事が出来るようになるのです。
言うなれば、いる時だけ、いる部屋だけを局所的に暖めるだけの暖房から、建物そのものを暖めるという考え方が必要で、この事をご理解出来ずに、外断熱の家に住むと、なかなか暖まらないとか、すぐ寒くなるだとか、後々ご不満につながる可能性があるのです。
夜間20℃だった室内の暖房を消しても、翌朝の室温は氷点下であっても15℃以下にはなりませんが、室温を15℃から20℃に上げるには、割高な電気料金の時間帯に、結構な消費電力を使い、暖房しなければなりません。
つまり、電気料金が3分の1で賄える、夜間も運転させた方が、逆に消費電力を抑え、しかも寒さを感じず快適に過ごせるという訳です。
また、部屋間の温度差をなくし、家の隅々まで暖めるには、出来るだけオープンな暮らしが必要で、暖房のあるリビングのドアを閉めたままにすると、熱が万遍なく行き届かなくなり、5℃から6℃の温度差が生じてしまう場合があるのです。
つまり、24時間連続暖房が、輻射熱の効果を発揮し、外断熱のメリットを生かした暮らし方であり、従来の間欠式の空気を温めるだけの局所暖房は、寒さやエアコンの風や音など、逆に不快に感じてしまう場合があるのです。
一般的には24時間連続暖房というと、光熱費が大変と思われると思いますが、弊社の家は高い気密性と断熱性に加え、外断熱特有の輻射熱そして、内部通気層を活用した配熱の効果が発揮され、これまでの1~2部屋分の光熱費で、全館暖房が可能になるのです。
ソーラーサーキットの家は
冬は、断熱+配熱+蓄熱+日射取得+地熱によって熱を逃がさず
夏は、遮熱+通気+排熱・排湿+日射遮蔽+地熱によって熱ごもりを解消するのです。
あまり難しく考えなくてもOKですが、この快適さの理由をご理解いただき、それぞれのご家庭にあった工夫をしていただけると、存分にポテンシャルが発揮され、四季を通して最高の住み心地が発揮できる住まいとなりますので、よろしくお願い申し上げます。
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2015.09.25 (中山の高梨欽司)火災保険の制度
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2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
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2014.12.10 (高橋一夫)ありがとうございます。
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2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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