湿気に悩まされることの多い梅雨時の暮らし方についてもご説明いたします。
気密レベルの高い外断熱の家では、従来の住宅のように知らず知らずのうちに、侵入する外気はほとんどなく、流入されるのは、換気システムによる外気の導入のみとなります。
そして、この時期は外断熱の保温性が発揮されることで、外気に比べて室温が高めになることで、相対湿度も低く、生活によって室内で発生する水蒸気も、換気によって常時排出されるので、大分じめじめ感は和らぎます。
しかしながら、自然の状態で理想とされる60%台の湿度を常時維持するのは難しく、ある程度の除湿は考慮しなければなりません。
※ ソーラーサーキットには、換気システムに除湿が連動するリフレアという除湿ユニットがあり、梅雨から夏にかけての全館除湿が可能です。リフレアにつきましては次章で説明いたします。
特に室内で、洗濯物を干したりする場合は、除湿乾燥機やエアコンの除湿機能を上手に活かした生活も必要ですのでご注意ください。
また、梅雨時であってもカラッと晴れあがった時には、窓を全開にして、空気の入れ替えや押入れやクローゼットの中に風をあてたりするのも有効となります。
いずれにしても、従来の家や内断熱の家と比較すれば、湿度は低く抑えられるので、日々の湿度管理を適度に心がけることで、十分快適に過ごせるようになります。
※我が家では、電気料金のお得な夜間の時間帯に除湿機やエアコンの除湿運転を行い、室内の相対湿度を60%台にキープしています。室内で物干しする場合は2階のホールに設置してあるエアコン前の物干しスペースで、除湿機とエアコンの除湿運転で乾かしています。5.6時間もあればカラッと乾くので、部屋干しのいやな臭いはありません。
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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