「冬暖かくて夏涼しい家でとても快適な住まいです」という説明をすると、こうおっしゃるお客様がいらっしゃいます。
「あまり快適だと、子ども達がひ弱になって、もやしっ子になるのではないですか~?」というのです。
こうした方々が考えるのは
日本には四季があって、ある程度、寒ければ寒いなりの、暑ければ暑いなりの生活をしないと子ども達の抵抗力がなくなるのではということです。
何を隠そうこの私も、今でこそ偉そうなことを言っておりますが、外断熱を導入する前は高気密・高断熱に否定的で、同じ思いを持っていた時期がありましたので、十分理解できる話なのですが、20年にわたる外断熱の家造りを取り組んできて、尚且つ私自身も外断熱の家に7年住んでの結論は、全く逆の話で間違いなく丈夫になり元気に育つということです。
外に出て、散歩やハイキングに行きたくなる季節は?
と尋ねれば、ほとんどの方は春、あるいは秋と答えるでしょう。
冬暖かく、夏爽やかな家にするということは、家の中を常に5月や10月の穏やかなな気候に近い状態にするということなのです。
こうした環境の中で暮らすことで、子どもに限らず、大人やおじいちゃん、おばあちゃんも見違えるほど活動的になり、これまでの面倒という観念が無くなったかのように、何事においても非常に意欲的になるのです。
そうすれば、単に快適なだけでなく、心身ともにプラスの作用がはたらき、家庭の雰囲気も明るくなるのが想像できるのではないでしょうか。
弊社の外断熱の家に暮らすお子さん達は、寒い冬にこたつやストーブの前で根っこを生やしたようにじっとしていたり、暑い夏にぐったりして寝転んだりせずに、実に元気に動き回っています。
また、寝冷えや湯冷めの心配も少なく、体の弱かったお子さんも、丈夫になって学校を休まなくなったとか、病院にいくことがなくなったとかいう話は、お客様からよく聞く話です。
四季の変化は、外に出て十分に味わうことができるのです。
快適な家に暮らすということは、抵抗力が弱くなるのではなく、逆に丈夫になって抵抗力が強くなり、健康的な毎日を過ごすことができるということをご理解いただきたいと思います。
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