外断熱の防音効果の高さについては、どなたでもご理解いただけるかと思います。
構造の外側で気密・断熱工事を実施する外断熱の家は、暑さや寒さを外側で遮断するばかりでなく、外部で発生する音もしっかり遮断します。
強い台風時は別にしても、多少の雨や風はほとんど感じず、音が気になり寝不足になるということはほぼ皆無で、騒音に敏感な方でも毎日の安眠が確保されるので、夜間勤務で日中お休みになられる方などには願ってもない住まいとなります。
また、道路沿いに面し、トラックやダンプ・時に暴走族の騒音に悩まされていた方や、夜間でもご近所にご迷惑をかけずに、ピアノやカラオケなどを楽しみたい方にとって、外断熱の家は最適と言えます。
しかし、防音効果が高く外の音を遮断するということは、家の中で発生する音についても外に漏れにくいわけで、これをデメリットとして感じるお客様も少なからずいらっしゃいます。
特に、高齢のご両親と同居する二世帯住宅などでは、親世帯と子世帯との生活スタイルなどがおのずと変わってくるので注意が必要です。
元気なお子さんがいらっしゃるご家庭では、音によってご両親にストレスを与えてしまうといったことが考えられますので、防音対策や間取りプランなど、事前に十分な検討が必要になってきます。
そして、吹き抜けなどを希望する場合は、上下階の物音や声も伝わりやすいので、音についてリアルに考え、事前に家族で話し合った上で、吹き抜けの設置をご検討いただきたいと思います。
また、冗談半分のお話かとは思いますが、室内での音が筒抜けになり、夫婦喧嘩や内緒話もおちおち出来ないなんておっしゃるお客様もいらっしゃいますので一応、頭の片隅に入れておいてください。
※ 以前、テレビをつけていて、隣の家にきた救急車に気付かなかったというお客様がおりました。少し、オーバーな気もしますがその位防音効果は高いというのは間違いございません。よく防犯対策として敷地のまわりに砕石や砂利などを敷設したいというお客様もおりますが、たとえ走ってあるったとしても、窓を閉めていれば全く聞こえないということも、頭に入れておいてください。
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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