震災当時は、会社のPRではと誤解を受けるため、なかなかご紹介できなかったのですが、震災時の弊社で建てた建物についてご説明させていただきます。
被災を受けた方々にとりましては、複雑な想いをいだく方もいらっしゃることとは思いますが、これから真剣に家づくりを考えているユーザーの皆様に少しでもお役に立てればという想いからの掲載ですので、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
この画像は東日本大震災の津波により大きな被害を受けた若林区の藤塚という地区で、一棟だけ流されずに残ったI様邸です。
※ 当時は、地元の方々に「奇跡の一棟」と呼ばれ、日経ホームビルダーにも掲載されました。
藤塚地区は、100件程の世帯が暮らす地域でしたが、家のみならず街全体が、大津波に一瞬のうちに流されてしまいました。
そんな中、I様の家だけが地震と津波の猛威に何とか流されずに耐えたのです。
I様は
「地盤も改良し、基礎も頑丈にしたから、大きな地震がきても大丈夫と思っていたが、これほどの津波でも流されなかったとは」
そして
「地震の後は、避難所をはじめ、何件もの親戚や知人の家に泊まらせてもらったが、SCの家の住み心地の良さを改めて痛感した。社長!おらいの家は最高だった!いい家を建ててもらって本当にありがとう。自信をもってこれからも頑張れ」
と当時、涙ながらにおっしゃっていただきました。
本来、私のほうが励まさねばならない立場だというのに、逆にこちらが元気をいただいたことを昨日のことのように思いだします。
震災後は、大変な日々の連続でしたが、I様の言葉を励みに何とか頑張ることができたと思います。
その後、藤塚地域は災害危険区域に指定され、I様の住まいも解体を余儀なくされましたが、震災から4年半を経て、今泉地区の集団移転用地にて、ご自宅の再建を果たしました。
今度の住まいも、弊社の「ソーラーサーキットの家」をご用命いただき誠に感謝に堪えません。
I様本当にありがとうございました。
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