太陽光発電の買取価格決定に思う

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経済産業省は、2015年度の再生可能エネルギー買取制度の買取価格を2月24日に調達価格等算定委員会が決定した内容通り決定するとした。3月31日に告示し、4月1日から適用する予定。

気になる太陽光発電については、10kW未満の区分に買い取りを制御する出力抑制装置設置義務の有無で価格を変える。装置ありの場合の買取価格は1kWhあたり35円、装置なしの場合は同33円とする。ダブル発電の場合はそれぞれ29円/kwh、27円/kWhとなる。

10kW以上の全量買い取りについては、6月30日までは同29円、7月1日以降は27円とする。

当初48円からスタートした買い取り制度ですが、これで開始時から、30%以上下落した事になります。こうした背景にはもちろんシステム価格が下がったという事もあろうかと思いますが、電力の完全自由化を控え、売電収入ありきの太陽光の搭載は、採算性を考えると・・・!

環境を考慮した自己使用の電力や災害時の電力確保の観点から、太陽光発電そのものを否定する気はございませんが、今後太陽光を検討するお客様は、搭載するキロ数などは十分に検討しなければならないと思います。

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