一昨年、省エネ基準が改正となり、1年半の猶予期間を経て、今年4月より本格的に施行される事となりました。
残念ながら、まだ義務化ではありませんが、2020年までの完全義務化に向けて大きく動き出しました。
住まいの断熱性能を向上は、エネルギー消費やCO2の削減といった環境への寄与も大きな目的ではありますが、今日、住まいの温熱環境(断熱性能)によって、ヒートショックや高血圧・アレルギー疾患など、私達人間の健康が大きく左右される事が、様々な研究や検証によって明らかになって参りました。
ヒートショックによる心疾患や脳疾患・カビやダニによるアレルギー疾患・建材から発生する化学物質によって生ずるシックハウス症候群など、今や住まいが健康に及ぼす影響は、食生活や飲酒・喫煙などの生活習慣によって引き起こされる様々な病気と比較しても非常に大きくなってきました。
そして、本格的な超高齢化社会が到来する中で、年々増加する莫大な医療費や介護費の抑制を図る上でも、国民の健康寿命(日常生活を介護を受ける事なく自立して過ごせる期間)を延ばす事は、社会的にも強く求められてきております。
また、地球環境や我が国のエネルギー政策の観点からも、冷暖房や給湯といった家庭内で使用するエネルギーを削減する事は現代に生きる私達の責務でもあります。
その為には、単に設備に頼った名ばかりの省エネ住宅ではなく、住宅の断熱性能を向上させ、かつ自然の力を最大限利用し出来るだけ小さなエネルギーでも快適に過ごせる、真の健康住宅が求められております。
弊社は20年前より、改正省エネ基準のはるかに上回る性能を有した建物を提供しておりますが、今後も地元宮城の造り手として、住む人にも建物にも環境にも優しい本物の省エネ住宅・本物の長寿命住宅の推進に努めて参りますので、何卒ご支援下さいます様、よろしくお願い申し上げます。
- 新着コメント
-
2015.09.25 (中山の高梨欽司)火災保険の制度
-
2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
-
2014.12.10 (高橋一夫)ありがとうございます。
-
2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
-
2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
この記事へのコメントはこちら