FSC認証とは

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大東住宅が、長年メインで扱っている、㈱ウッドワンの構造材・内装建材は、材料となる原木の植林・育林・間伐・伐採といった、森林の経営から、加工・製造される製品にいたるまで、FSCの「森林認証」を受けている。

FSCとは Forest Stewardship Council(森林管理協議会)の略称。森林及び林産物の認証機関の評価・認定・監督を行なう非営利の国際組織として、1993年、メキシコにおいて設立し、世界各地で行なわれている無秩序な森林の伐採を阻止し、森林を適性に管理して永続的に保持していくことを目的としている。

森林管理の改善や、森林にダメージを与えることなく森林資源を有効に活用する、過度の伐採を忌避するなどを骨子としてさまざまな細かい既定が定められている。

FSC認定を受けた森林から伐採される木材にはFSC認証マークがつけられ、製材メーカーは「FSC認証材を製品化する国際基準」の認定を取得して、このFSC認証材を加工する。そうする事で完成した製品にFSCマークを表示することが可能になるのだ。

一口に木材といっても、流通経路は非常に複雑で、製材業者・小売業者、そして消費者も、産地がどこの木材かを正確に把握するのは難しいのが現状である。このFSC認証を取得していれば、どの山から切り出された木材が、どこで加工して、どんな製品になり、どのような流通経路をたどったかまでの全工程が、書類によってきちんと管理・履歴をたどる事が出来る。

FSCが適切な管理がなされていると認め、森林管理認証(FM認証)と加工流通過程の管理認証(COC認証)を交付し、地球規模で環境保護製品の普及・促進を図りつつ、森林の保全を実現していく認証システムだ。

FSC認証は、建築資材に限らず、家具などにおいても、採用されており、世界的に広がる環境保護の観点からその意義は非常に高い。

そうした中、LVLは広い意味での地域材として評価され、国交省の地域ブランド事業にも採択を受けていたが、今年度の林野庁の木材利用ポイントの対象木材としても認定された。

来年度の木材利用ポイントについては、まだ未定ですが発表されましたら、いち早くお知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。

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