今日、住宅の長寿命化と省エネで快適で健康な家づくりの為に、住宅の断熱化は欠かす事の出来ない大事なポイントだ。
大手メーカーであろうと、地場の工務店であろうと、ここまで世の中に普及し、ユーザーの認知が高まると高気密・高断熱を否定する造り手も珍しくなった。
長期優良住宅の認定においても、断熱性能の強化は必須で住宅性能表示でいう最高等級の確保が必須だ。
また、完全義務化は2020年とまだ先の話だが、昨年10月に改正された省エネ基準も猶予期間を経ていよいよ来春には本格施行となる。
※当社は15年前から標準でクリアしている
しかしである!ここにきて気密・断熱工事の不具合によるトラブルが多発しているという。
こうした問題は、高気密・高断熱と謳っていても、その要である、気密性能の基準も削除され、検査も不要とされている事が大きな要因で、いわば起こるべくして起きている問題といっても
過言ではない。(弊社昨年度平均C値は0.5)
そしてまた、中途半端な高気密・高断熱住宅がもたらす多くの問題に対し、あまりにも無頓着で、知識や技術・そして経験も不足している造り手が残念ながら今だに多いという事である。
良質な高気密・高断熱住宅には、気密・断熱・換気・冷暖房の4つのバランスが非常に大事で、一つでもバランスが崩れると、たんに住み心地が悪いだけではなく、内部結露や腐朽といった従来の住まいの問題をまた繰り返す事になり、結果20年しかもたない短命な住まいとなるリスクが高まるのは、私のブログの読者の皆様はご存知の通り。
デザインや間取り・仕様や価格・いずれも家造りにおいては、大事な要素ではあるが、気密や断熱に対する考え方や施工法・数値などしっかり確認した上で依頼先は決めて欲しいとつくづく思う今日この頃だ。
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2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
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2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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