今後のHPの運営について

自衛隊や警察・消防の関係者はもとより、震災被災者の方々への支援や震災地の復旧に携わる、多くの関係者の皆様の不眠不休のご努力に対し、厚く御礼申し上げますとともに、心より敬意を表する次第でございます。

弊社におきましても、過去にお建ていただいたお客様の住宅の被害状況の確認と緊急対応に追われている現状ですが、一日も早い、震災前の暮らしの実現と宮城の復興の為に、微力ではございますが全力で取り組んで参る所存でございます。

資材の調達や職人さんの確保、燃料入手難等の問題により、十分な対応が、まだまだ出来ていないかとは存じますが、社員一丸となって頑張ってまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。

さて、今回の地震では津波の影響など、地域によって被害が異なり、職場や学校、ライフラインの復旧状況など暮らしを取り巻くあらゆる環境やそれぞれが抱く様々な想いに至るまで、大きな差があり、お客様への対応という部分において、難しさを感じている毎日でございます。

住宅の被害状況についてもまちまちで、建築地の地盤が良好で、皿一枚割れなかったというお客様やほとんど被害がなかったというお客様が多くいらっしゃる一方、家具や家電品・エコキュートや畜暖の転倒やズレ、内、外装や基礎等のヒビといった被害を被ったお客様もおります。

そして、お話するのも非常に辛いのですが、津波の猛威によって家が全壊・半壊したお客様、2mにも及ぶ床上浸水や車や流された建物などの漂流物によって、大きな被害を被ったお客様も少なからずいらっしゃるのが現状なのです。

弊社のHP上においても、スタッフブログ等を通じ、この地震でも証明された弊社建物の耐震性や断熱性の優れた点や、今後の注意点や反省・被害状況の検証など、お客様の生の声を交えながら、お伝えしたい事項は数多くございます。

しかしながら、宮城のみならず、東日本全体にも及ぶ、甚大な被害と被災された多くのお客様の心情を考えると、スタッフの日常や弊社建物のPRといった従来のHPの運営は適切ではないと考える次第でございます。

つきましては、当面の間、被災されたお客様に必要な情報の発信等を中心としたHPの運営とさせていただきます事をご理解くださいます様お願い申し上げます。(徐々に被災者の方々の元気につながる明るい話題の提供などにも努めて参ります。)

尚、建築中の現場におきましては、建物の被害はほとんどなく、今週より順次作業を再開しておりますが、現場レポートにつきましてはしばらく休止させていただき、お電話やFAX・メールでの報告とさせていただきますので、重ねてお願い申し上げます。

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