お客様と打ち合わせをしていたら、小学校まで徒歩10分という某不動産業者の広告を見せられた。
徒歩10分という事で、土地を見に行き、実際に歩ってみたら15分かかったというのだ。
不動産の購入を検討した事がある方は、ご存知かもしれないが、不動産の広告に関しては、「不動産の表示に関する公正競争規約」があり、顧客が誤認しないように、様々な規約が設けられている。
その中で最寄施設からの徒歩時間は、80メートルにつき、1分で換算し表示する事になっている。距離を測り、80メートルで割って、端数が出れば1分単位で切り上げ表示するというもの。
ただ実際には、少しでも徒歩時間を短く表示したいが為に、地図上の直線距離で測ったり、大幅に短縮させた時間表示がいまだにあるのも現実の問題。
また、80メートル=1分というのは、大人が普通に歩いての時間なので、子どもやお年寄りでは、もっとかかるのが普通だし、信号待ちの時間や坂道なども考慮されていない。
あとで、後悔しない為にも、今回のお客様のように実際に歩いてみる事は非常に大事な事だ。
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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