買い物難民団地

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仙台経済界が発行する【2011仙台商圏】を読んでいたら、買い物難民という特集記事が目に留まった。

買い物難民とは、文字どうり、食料品などの日常の買い物が困難な人々を指しており、今までは過疎化する地域のケースと思われていたが、都市部や郊外団地でもこうした買い物弱者が増加しているという。

特に気になったのは、仙台圏では、成長期に開発された大規模団地の中で商店街やスーパーなどが閉鎖し日常の買い物が殆ど出来ない団地がけっこうあって、いつなくなってもおかしくない団地を含めると相当の【買い物難民団地】が出現する恐れが高いという事。

記事の最後では

すでに消えてしまった商店街を懐かしんでも仕方がない。これからは必要とあらば住民が主体となって、買い物の場を呼び込む気概が必要になる。と結んである。

車社会の中にあって、私達の消費形態も大きく変わり、安さや品揃え・ブランドなどを求め、郊外店や有名店中心の消費行動となって来ましたが、こうした行動が結局は、地域の衰退を招き、将来は巡りめぐって、自分達の暮らしに、はね返ってくるんだという事も理解し、行動しなければいけない時代に入ってきているのだと考えさせられた記事でした。










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