2010年度の補正予算の成立にともない、国土交通省では空き家の賃貸住宅を対象にリフォーム費用を補助する「ストック活用型住宅セーフティネット整備推進事業」の募集を開始した。
1戸当たり100万円を限度に改修工事費の3分の1を国が直接補助するもので、とくに住宅を必要とする世帯の入居を支援し、“住宅セーフティネット”の強化を図る。
対象となるのは、子育て、高齢者、障がい者、低所得世帯など住宅の確保に特に配慮が必要な世帯の入居を条件として、既存の空家ストックに改修工事費を補助する。
工事の内容は、「耐震改修」「段差の解消」などのバリアフリー改修、「窓の断熱改修」などの省エネルギー改修のいずれかを含む工事が対象となる。(単なる塗り替え工事や設備工事は対象外)
原則として床面積25m2以上の1戸以上の空家で、戸建住宅、集合住宅は問わない。改修後10年間は、住宅確保の必要な世帯を優先することが条件で、補助を受けた場合は、住宅エコポイントを申請できない。
応募・交付申請、完了実績報告の2段階の手続きを経て補助金を交付する。申請できるのは、賃貸人、賃貸管理業者、改修工事施工者など。受付期間は2011年3月31日まで。1万戸程度を補助する計画だ。
空き室でお悩みのアパートオーナーや、戸建てをリフォームして賃貸を計画しているお客様には、メリットのある制度ですので、興味がございましたら、ご相談下さいます様お願い申し上げます。
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2015.09.25 (中山の高梨欽司)火災保険の制度
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2015.08.25 (阿部貴日呼)毎週のように行っています
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2014.12.10 (高橋一夫)ありがとうございます。
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2014.12.08 (ちょーすけ)勉強になります
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2014.12.04 (T氏)ごちそうさまでした!
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