ペットも熱中症に ―電気料金がもたらした悲劇―

  • ペットも熱中症に ―電気料金がもたらした悲劇―
今年の記録的な猛暑で、夏の電気料金に驚いているご家庭も多い事だろう。特に今までエアコンをあまり使っていないというご家庭では、従来の2倍・3倍になったという話をよく聞く。

室内犬のパピヨン「ナナちゃん」をペットにしている、知り合いのSさんもそんなひとり。この夏は4台のエアコンをフル稼働して、8月の電気代は3万円を超えたそうだ。

こいつは大変!という事で9月になってからは、エアコンを極力使わずに、扇風機で凌いでいたらしい。

そんな矢先に悲劇が起きた!

ふと「ナナちゃん」に目をやるとぐったりとして様子が変!

熱中症だと思い、急いでかかりつけの病院に連れて行き、事なきを得たようだが、治療代が2万円。これはもちろん笑い話だが節約しようとしていた電気料金は一瞬にしてパー!

ご存知のように、汗腺のない犬や猫にとって、スムーズな体温調節は難しい。

特に夏は苦手で、飼い主がしっかりコントロールしなければこうした事態はどこでも起こりえる。

年輩の方が多いとはいえ、体温調節も意思表示も出来る人間でさえ、上手くコントロール出来ずに4万人もの熱中症患者が救急搬送されるのだから、ペットはこの比ではないだろう。

とにかく、ご自身も重い夏風邪をひいたり、寝不足からくる体調不良で今年の夏は大変だったらしいが、ペットまで熱中症にかかって、ホントに踏んだり蹴ったりだったと嘆く!

この異常ともいえる暑さが一過性のものである事を願いつつも、地球温暖化の影響で恒久的に続くとしたら、考えただけでぞっとしてきます。

省エネで断熱性の高い家というと、冬の寒さ対策にばかり、目がいきがちですが、こうした現状の中、これからの住まいのあり方を考えると、夏の暑さ対策が何より大事となってくるのではないでしょうか。

【ソーラーサーキットの家】は、これまでの冬暖かいだけの高気密・高断熱の家ではなく、断熱性と通気性といった本来相反する機能を合わせ持ち、季節に合わせて衣替えする事で、夏も機械に頼りすぎる事なく、快適に過ごせる外断熱・二重通気の住まい。

住む人はもちろん、ペットの健康もそして家の健康もいつまでも守るのです。





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